テニスの全仏オープン(パリのローランギャロス)が2024年6月に開催されました。
男子シングルス決勝では、スペインのアルカラス選手がドイツのアレクサンダー・ズベレフ選手を下して優勝しましたね。
また、車いすの部の男子シングルスは、小田凱人(ときと)選手が世界3位のアルゼンチンの選手に2対0で勝ち大会2連覇を果たしました。素晴らしいことです。

そして、とりわけ私が注目していたのは、加藤未唯選手です。
昨年の同大会の女子ダブルスで加藤未唯は、インドネシアのA・スーチャディとペアで出場したものの、3回戦において審判は実際の状況を見ていないのに、加藤がボールガールに危険球を当てたという理由で失格処分、賞金やポイントの剥奪が為されました。それでも気を取り直して同大会の混合ダブルスでは、ドイツのT・プッツと組み四大大会初優勝を果たし雪辱を遂げました。とても印象的でした。



今年の同大会の女子ダブルス3回戦では、第16シードの加藤未唯、N・キチェノック(ウクライナ)組は、第2シードの相手を6-3、6-2のストレートで破りベスト8進出を果たしました。とても期待されたのですが、残念ながら4回戦では、3セット目の10ポイントタイブレークを8-10の逆転で惜敗しました。
T・プッツと組んだ混合ダブルスも8強入りしたものの準々決勝で敗退しました。
残念この上ありません。

加藤選手の練習は厳しすぎてとても真似できませんが、ボレーの際のネットとの距離感やスマッシュの際の足の運び方など勉強になります。
ボールを捉える美しい姿に惚れ惚れします。

自分のメモ代わりに数枚の写真を載せておきます。