先日の日曜日の2月11日は、建国記念の日でした。神武天皇即位の日です。

 

この日は、大東亜戦争までは紀元節として、米国人が独立記念日を祝うのと同じように全国各地で盛大にお祝いしてきた日本の建国の日です。戦後、GHQによって紀元節が廃止されて以降、教育現場では紀元節を祝ってはならないと教え込まれてきたために、日本人に変な罪悪感が植え付けられてしまったようです。

 

そのため、紀元節を祝う建国祭は戦前に比べ、ほそぼそとなって、最近では祝日に国旗も掲げられないようになってきました。また建国祭をそれとなく規制するような地方公共団体もあるようです。

 

しかし、紀元節の2月11日は、祝日法により「建国をしのび、国を愛する心を養う日」と定められ、先人の努力に思いをはせ国家の成り立ちを考えるための祝日です。また祝日に掲げる国旗は、本来、日本人のアイデンティティを示す重要なものです。

 

戦勝国といえども戦敗国の伝統文化を破壊することは、国際法違反であり、やってはならないことです。それをGHQは日本に徹底的に押しつけ、その影響は現在も続いています。

 

紀元前660年2月11日に初代天皇である神武天皇が即位したことをもって、日本が建国された日に定められているのです。

 

神話であるから科学的でないとする人々には、西欧人が聖書や神の存在を信じ、韓国人・朝鮮人が卵から生まれた朱蒙(チュモン)の建国神話を有していることをしっかり理解してもらいたいものです。

 

紀元節を機会に、自虐史観に陥らずに、あらためて日本建国の由来と意義を認識したいですね。