天才プレイヤーは、良い指導者になれない、というお話がある。
天才は、できてしまうから、なぜできるのか教えにくい。
そして難なくできてしまっていることは無意識なので、それが大成するための必要条件の一つだ、と通常は意識できない。
僕の友人に、「自分のために生きれば良い」という人がいて、でもその人の言動を見ると、きちんと利他になっている。
例えばその人は、声を荒げない。いつも穏やかな笑顔をたたえている。
人の話を傾聴する姿勢をいつも持っている。目の前の人の尊厳をきちんと認めている。等など。
何もボランティアをするとか、寄付をするとかだけが利他ではない。
人の目を見て話す。お礼の感謝をきちんと言う。人の話をきちんと聴く。笑顔でいる。
それも、というかそういう普段の言動にこそ、利他の姿勢が現れている。
利他、貢献、奉仕。
福島正伸さんは「笑顔は社会貢献」と言ったけれども、まさにその通り。
本当に自分のためだけに生き、他者を粗末に扱ったら、人は離れていくだけなので、「自分のために生きれば良い」という利他の天才の言うことは聞かない方がいい、と僕は思っています(笑)。