変わる甲子園 朝夕二部制のメリットと課題
今年の夏の甲子園は、いくつか大きな変更点がありましたね。
その一つが、朝夕二部制の拡大です。
1日最大4試合という形式は変わりませんが、午前中に2試合を行い、昼間の暑い時間を避けて、第3試合を16時15分から行うという形になりました。
これだけ暑い中、日中を避けるというのは非常に賢明な判断だと思います。
しかし、マイナスポイントも明らかになりました。
雨による中断や遅れがあった場合、試合消化の時間が大幅に後ろ倒しになり、一番遅い日は試合終了が23時近くになりました。
プロ野球もとうに終わっている時間。、高校生がこの時間まで試合をやるというのは、さすがにどうかなと思いますね。
それ以上に、選手のコンディション調整が難しかったでしょう。
朝早い組は準備も含めてやりやすいと思います。
勝ち上がったとしても、その日の午後や夕方をしっかり休みに充てられますからね。
逆に、第3・4試合組は難しいでしょう。
特に第4試合を21時や22時に終え、そこから宿舎に戻ったとしても、興奮冷めやらず眠りにつけない。
選手の体への負担はかなり大きい部分だと思います。
ただ、この問題に抜本的な解決策はないと思うんですよね。
私の考えでは、熱中症対策という明確な課題がある中で、何を優先するかという順位付けの問題なのだと思います。
その意味で、高野連がこうした問題にしっかり対応しようとする姿勢には、評価を与えていいでしょう。
変革を嫌い、フラフラしているプロ野球界よりは、はるかに良い取り組みだと思いますね。
次回は、同じく導入されたタイブレーク制について書く予定です。