坂倉将吾も国内FA権行使 「ポジション固定」の本音と、捕手見切りの先に待つ「野手・坂倉」争奪戦
今日は先日発表されたファンをなめきったコーチ組閣について書く準備をしていましたが、またしても後回しです。
予想していたとはいえ、あまりにも残酷な現実が連日襲いかかってきました。
昨日4日の森下投手に続き、本日5日、坂倉将吾選手が国内FA権の行使手続きを完了し、正式に宣言を表明しました。
午後の会見で坂倉選手は、「10年間獲ってもらった球団にはすごく感謝があるが、自分が頑張ってきたものが他球団からどう評価されているのか一度聞いてみたい」「ある程度ポジションが固まったところで勝負したい思いはある」と胸の内を明かしています。
カープの生え抜き捕手がFA宣言を行うのは、球団史上初の事態です。
2日連続で投打の柱が揃って権利を行使するという、まさに「悪夢の連鎖」が現実のものとなってしまいました。
今回の宣言にあたり、本人は「ポジションの固定」を口にしました。
これまでの起用を巡っては首脳陣の迷走を批判する声も出がちですが、私自身も坂倉の捕手としての能力に見切りをつけていた一人です。
捕手として失格の烙印を押され、一塁や三塁へ回された球団の判断そのものを一方的に責めることはできません。
実際、市場に出たところで他球団が坂倉を「正捕手」として高く評価し、獲得に乗り出すケースは極めて稀ではないでしょうか。
しかし、「打てる野手」として見れば話は全く別です。
今季も主に4番として貧打のチームを牽引した打撃力は、球界全体を見渡しても依然として高い希少価値を誇ります。
守備の負担を減らし、一塁やDHなど固定されたポジションでバッティングに専念させたいパ・リーグ球団――特に地元・千葉のロッテや得点力不足に喘ぐ西武などにとっては、喉から手が出るほど欲しいピースであることは間違いありません。
捕手への未練を断ち切り、野手として評価してくれる環境へ飛び込みたいと本人が考えるなら、移籍の動機としては十分すぎるほど成立してしまいます。
森下の「勝ちたい」という悲痛な叫びに続き、坂倉の「ポジション固定で勝負したい」という本音。
先日発表されたあのお友達組閣に象徴されるぬるま湯組織や、明確なチームビジョンを描けないフロントを見て、選手たちが外の空気を吸いたくなるのも無理はありません。
坂倉選手の年俸ランクは人的補償が発生する「Bランク」と見られます。
万が一流出となれば打線の完全崩壊は免れず、球団は宣言残留に向けて全力を尽くすとしていますが、果たして野手一本での処遇を含めて納得のいく提示ができるのでしょうか。
そして、残る主力はいよいよ床田投手ただ一人。
ファンの胃の痛い日々はまだまだ終わりそうにありません。
皆様はこの坂倉選手のFA宣言、そして「野手・坂倉」としての他球団評価や今後の争奪戦についてどう感じていますか?
ぜひコメント欄で率直なお思いをお聞かせください。