秋山翔吾が海外FA権を行使せず残留表明!日米2000安打へ残り117本 | 広島カープデータベース【別館】

秋山翔吾が海外FA権を行使せず残留表明!日米2000安打へ残り117本

昨日31日、海外FA権を再取得していた秋山翔吾外野手が、権利を行使せず来季もカープに残留することを明言しました。 

マツダスタジアムで取材に応じた秋山選手は、「生まれ変わるカープの戦力として、結果を出すための準備を怠らずにやっていきたい」と決意を語っています。​

森下・床田・坂倉の去就問題に胃を痛め、グラウンド内外で暗い話題が続いていたカープにとって、今オフ初めて届いた「前向きで頼もしいニュース」と言っていいでしょう。

 ​もちろん、年齢や成績推移を踏まえてファンの間でも様々な見方があるのは事実です。 

この残留をどう受け止めるべきか、ポジティブな側面と来季のリアルな課題を整理してみたいと思います。


​まず何より大きいのは、日米通算2000安打という偉業をカープのユニフォームを着て達成してくれる可能性が高まった点です。​

現在日米通算1,883安打、大台まではあと117本に迫っています。 

西武やメジャーでキャリアの大半を築いた大打者ですが、2022年の電撃加入からチームの精神的支柱として若手を引っ張り続けてくれた秋山選手が、キャリアの集大成となる偉業を広島の地で迎えてくれることは、ファンにとっても球団の歴史にとっても大きな誇りとなります。​

また、今季は故障等もあり76試合の出場にとどまったものの、打率.276をマーク。

特に夏場の勝負強さと卓越した打撃技術は依然としてチーム屈指でした。

「ここぞの代打」や「打線のアクセント」として、ベンチに秋山がいる安心感は計り知れません。

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一方で、手放しで来季も不動のレギュラー安泰と喜んでばかりもいられないのが現実です。

​来季4月で39歳を迎えるベテラン外野手。

年齢的な衰えから守備範囲や走力に陰りが見えるのは避けられず、ファンの中には「若手に出場機会を譲るべきではないか」という懸念も持たれます。

​しかし、この点について誰よりも冷静かつシビアに自覚しているのが秋山選手本人でした。

会見の中で、セ・リーグでDH制が導入される来季を見据え、「守れないと出られなくなる。ある程度、守れる計算をしてもらえるような体の状態、スキルでないといけない」と自ら口にしています。

「DHに甘んじるつもりはない」「守れないベテランに価値はない」という危機感は強く感じました。


​主力3人のFA流出危機に怯え、チーム解体の影に怯えるファンにとって、秋山選手の「生まれ変わるカープの戦力として」という言葉は、言葉だけで何も変わらないフロントよりはるかに胸に刺さるものがありました。​

若手に背中を見せ、2000安打という節目を超え、泥臭く勝利に執着する姿をもう1年見られる。

苦境が続く今のカープにおいて、この男がチームに残ってくれた意味は想像以上に大きいはずです。