CS決着で第2次戦力外通告スタート。手付かずの投手整理と、1位指名公言の成果は?
現在16時半を回りましたが、本日は各球団からの1位指名公言などの大きな動きはありませんでした。
週末の大きな動きと言えば、クライマックスシリーズで下馬評を覆す阪神の敗退によって、セ・リーグのCS全日程が早々と終了した点でしょう。
これに伴い、「第2次戦力外通告期間」がスタートしました。
さっそく日本ハムから3選手の戦力外が発表されています。
広島の動向予想ですが、恐らく明日(火曜日)あたりに通告の動きが出てくるのではないでしょうか。
そして、木曜日(10月22日)のドラフト会議での獲得人数やポジションの兼ね合いを踏まえた「追加の通告」が、金曜日あたりに行われるはずです。
第2次通告期間の中で2度に分けて戦力外を発表する形になっても何ら不思議ではありません。
野手陣に関しては、フェニックス・リーグから緊急帰還した中村貴浩と高木翔斗の2名が発表される可能性が高いと見ていますが、未だに「投手陣」の情報が全く入ってこないのが気になります。
私の予想では、明日の段階で不要な投手陣の整理も合せて発表され、ドラフトで首尾よく意中のポジションを指名できた場合にのみ、追加の整理が行われる……という流れになるのではないかと考えています。
それにしても、普通に考えれば「引退」か「戦力外」であるはずの會澤翼・堂林翔太がそのまま延命・残留させた弊害が大きいです。
別に高木・中村貴が期待できるとまで言いませんが、彼らが切られて稼働していないベテランが残るのも違和感です。
これで来期も堂林がサッパリ機能しなかった場合、居座らせたフロント・編成の責任は致命的なものになります。
話題をドラフト戦線に移すと、焦点は「指名公言の有無」です。
空前の「公言ラッシュ」となった2022年は特殊な例だとしても、例年であればドラフト直前のこの時期に複数球団が公言へ踏み切ります。
昨年で言えば、広島・西武・巨人の3球団でした。
西武は小島選手を公言し、巨人も竹丸投手を公言。
ともに「他球団との競合を避けて一本釣りを狙う」という明確な意図があったため、結果として双方とも指名成功、さらにはルーキー1年目から見事な結果を出しています。
こうした「一本釣りのための戦略的公言」であれば大きな成果と言えます。
一方で、宗山や立石の時がそうであったように、「意中の選手に対する誠意を見せるため」などという理由で競合必至の超目玉へ公言する広島のスタンスは一体何なのでしょうか。
不祥事まみれでブランドが失墜した今年に限っては「誠意を見せないと入団してもらえないリスク」を危惧しているのかもしれませんが、残念ながら意味もありません。
広島がいくら公言しようが、他球団がビビって指名を回避してくれるかと言えば、過去の経緯を見てもそんな甘い期待は通用しないからです。
今さら本命の渡部選手の指名を公言したところで何の牽制にもなりません。
渡部選手指名だとするならば、下手に手の内を明かさず黙っていた方が賢明です。
そもそも「公言癖」のある広島ですが、過去の栗林良吏や森下暢仁の指名を振り返れば、公言しなかった年の方が首尾よく「一本釣り」に成功しているという事実を忘れるべきではありません。
ドラフトオタクとしては、自球団に限らず他球団からでもいいので、本番に向けて何か面白い動きやサプライズが出てくることを楽しみに待ちたいと思います。