甲子園出場を決めた横浜高校・織田投手の衝撃。157km連発に見る世代最強右腕の覚醒 | 広島カープデータベース【別館】

甲子園出場を決めた横浜高校・織田投手の衝撃。157km連発に見る世代最強右腕の覚醒

色々あってアップし損ねた記事です。

甲子園も明日始まるので、ここで掲載します。

 

コメント欄にて「高校野球について触れてほしい」という声を複数いただいておりましたので、今回はそちらを取り上げます。

出場の49校が出揃いました。 

広島大会では福山高校が春夏通じて初の甲子園切符を掴み取るなど、全国的にも波乱の多い地方大会となりました。 

今春のセンバツ上位校が軒並み姿を消し、ドラフト上位候補を擁する有力校も続々と敗退する波乱の展開でした。

正直、今のカープについて語っても何も良いことはありません。 

目新しい新戦力が現れるわけでもなく、日替わりの無策なオーダーを見せられたところで何のワクワク感もありませんからね。

 

そんな中で今回は、コメントでもリクエストのあった横浜高校のプロ注目右腕・織田翔希投手について語りたいと思います。

激戦の神奈川大会、横浜高校は決勝で桐光学園を11-1と圧倒して甲子園出場を決めました。 

4回戦の東海大相模戦をはじめ、今大会の戦いぶりはほぼ全試合がコールドペースという圧巻の横綱相撲でした。

その原動力となった織田投手は、準決勝で7回ノーヒットノーラン。 

しかも試合序盤には、自身の最速を更新する157km/hをマークしました。

一発本調子の「たまたまの1球」ではなく、150km/h台のストレートをバシバシと連発しながら、コントロールが破綻していないのが恐ろしいところです。

 

正直なところ、彼に対する周囲の膨大な期待値を考えると、今春の段階では「もうひとつ物足りない」という印象でした。 

もちろん同世代の他の投手と比べればレベルは遥かに上なのですが、織田投手が秘める規格外のポテンシャルを考えれば、「まだまだこんなものではない」「現状で世代ナンバーワンでありながら、覚醒の時を待っている状態」だと感じていたのです。

それが、この夏でついに大爆発しました。 

単に球が速いだけでなく、右打者のインコースへ物怖じせずに150km/h超のストレートを投げ込めるコントロールと強心臓ぶりが素晴らしいですね。 

ノーコンで相手打者にデッドボールをぶつけてばかりいる、どこぞのプロ野球チームの投手陣よりも、現時点で投手としての完成度でも遥かに上と言えます。

この夏の覚醒により、今秋のドラフト会議では「競合必至の1位指名」、あるいは「単独1位指名の超目玉」という扱いがほぼ濃厚になりました。 

甲子園本戦でのマウンドも非常に楽しみですが、高校野球特有の過酷な連投で必要以上に肩肘を消耗されないことだけを心から祈っています。