懲罰交代もなければ、外国人枠安泰で緩んだチーム
最近は、カープの試合結果について、たとえ勝ったとしても素直に喜ぶことがすっかりなくなりましたね。
勝てば官軍とは言いますが、勝った試合であっても、訳の分からない日替わりオーダーだったり、目を疑うような怠慢プレーが目立つ始末です。
これだけ泥沼の低迷をしていても途中で首脳陣が解任されることもないため、新井監督を筆頭に、ベンチにまったく危機感がありません。
上が上なら下も下。
首脳陣に緊張感がないから、グラウンド上の選手たちにも甘いプレーがこれでもかと伝染しています。
その象徴が、先日の試合。9回2アウトからファビアンが放った打球です。
本人はホームランだと確信したのか、ロクに走りもせず、結果はシングルヒット。
これがもし小園だったら、翌日は懲罰で即スタメン落ちくらいの仕打ちをやっているでしょう。
まあ、外国人助っ人なら、ベンチも何も言わないんでしょうけれどね。
1日1安打が出て、打率がやっと2割に乗った程度で「スタメン安泰」なんですから、いい身分です。
そもそも、今の一軍の外国人枠の使い方を見ているだけで、選手たちの中に競争意識や緊張感が生まれるはずもありません。
現状、一軍の枠は「投手2名・野手2名」。
「投手3名・野手1名」に切り替えられて、自分の席が脅かされるという危険性すら皆無なのですから、そりゃあ安泰でしょう。
本来なら、限られた外国人枠の中で激しく競い合うくらいの危機感が欲しいところですが、球団フロントはその編成努力を完全に放棄しています。
そのくせ、今いる4人の外国人が「全員フル稼働する」という、都合のいい神頼みのような計算を大前提にシーズンを組んでいるのですから呆れます。
ハーンこそ戦線に復帰してフル回転してくれているものの、残りの3人は、とても「助っ人」と呼べるような結果を残していません。
特に野手陣に関しては、日本人選手が惨めな成績しか残せていないため、彼らとどんぐりの背比べ状態であっても、「もっと本来はやってくれるはず」という淡い期待だけでズルズルと起用され続けている。
そして、トドメがあの無気力な怠慢プレーであっても、翌日の出場はハナから約束されている。
甘やかす球団も球団なら、それに甘える選手も選手です。
プロとして、ファンを魅了して「戦う意思」がこれっぽっちもないというのであれば、フロントも現場も総入れ替えするか、いっそのこと本当にどこか別の企業へ球団を売却してほしい。
そんな気持ちしか湧いてきません。