開幕前夜 地獄のオフを終えて、ルーキーたちが照らす「微かな光」を頼りに現地へ
明日、ついにシーズンが開幕します。
昨シーズンの失速から始まった「暗黒期」、そして追い打ちをかけるような羽月の逮捕。
今オフは、ファンにとってまさに地獄のような時間でした。
そんな中、2月・3月の実戦を通じてドラフト組が台頭してきたことだけが、唯一の希望です。
正直なところ、既存の若手で目に見えて伸びてきた選手はほとんどいませんからね。
今オフも、大幅な戦力入れ替えは必須だと感じています。
ただ、今季の順位予想に関しては、意外と楽観的に見てもいいかもしれません。
多くの解説者が「1位・阪神、6位・ヤクルト」と予想し、広島を5位に置くケースが目立ちます。
前年の成績を軸に多少の戦力変動を加味しただけの、無難な予想と言えるでしょう。
最下位予想のヤクルトから村上宗隆が抜けたことを考えれば、妥当な評価かもしれません。
私自身も「1位と6位」はその2チームで、2位から5位はどこが入れ替わってもおかしくない混戦になると見ています。
岡本和真が抜けた巨人がなぜか高評価だったり、中日が上位に予想されていたりと違和感はありますが、主力外国人が抜けた横浜も苦しいはず。
消去法で他球団が自滅し、歯車が噛み合えば、広島が2位に滑り込む可能性だってゼロではありません。
珍しくポジティブな意見ですが、もちろん不安要素は山積みです。
坂倉将吾が本来の打棒を取り戻せるか、2年目のモンテロがブレイクするか。
オープン戦を見る限り、どちらも計算できる段階にはありません。
結局は、新人が当たるかどうかに集約されます。
平川 蓮・斉藤 汰直・勝田 成・赤木 晴哉と、4人ものルーキーが一軍スタートを切りました。
1年間完走とまでは言いませんが、彼らの貢献度が高まれば、自ずとAクラスへの道は見えてきます。
既存戦力の上積みには期待していませんが、さらなる成長を唯一願っているのは中村 奨成くらいでしょうか。
大瀬良大地や森下暢仁といった実績組も、蓋を開けてみるまで分かりません。
主力に頼り切れない以上、今季は本当に出たとこ勝負になるでしょう。
そして、このタイミングで言うのも憚られますが、明日の開幕戦は現地で観戦してきます。
ここ数年、シーズン中に「今のチームは見に行く価値がない」と毒づいてきましたが、まずは開幕の立ち位置をこの目で確認しておこうと思います。
選手も首脳陣も、そう簡単に変われるものではないでしょうが。
明日は現地から速報を届ける予定です。
新人たちがもたらしてくれた、ほんの少しの光。
明日はその光だけを頼りに、スタジアムへ足を運んでこようと思います。
今年も1年、よろしくお願いします。