辻大雅、中継ぎ復帰。首脳陣の速断と、本人が向き合うべき現状
昨日お話しした、辻 大雅の中継ぎ復帰について深掘りします。
黒原や滝田といった左腕が相次いで離脱したことで、左のリリーフ陣は明確に頭数が不足する事態となりました。
その中で、先発転向を模索していた辻を再び中継ぎに戻すべきだと提言してきましたが、実際、2月15日の巨人との練習試合後に菊地原コーチから本人へ伝えられていたようですね。
これまでの腰の重い首脳陣からは考えられないほど、迅速な決断です。
ただ、率直な感想を言えば、その後の実戦を見ても去年ほどの良さは感じられません。
調整方法の急な変更という事情はあるにせよ、今の内容では手放しに称賛はできないのが現実です。
キャンプ終了後、同じ左腕の高橋昂が降格し、代わりに塹江が昇格してきました。
このサバイバルの中で1軍に残っているのですから、球団側の期待は相当大きいのでしょう。
緩急の使い方など、本人もまだ試行錯誤の段階のようですが、今回の先発挑戦という経験は、彼にとって決して無駄にはならないはずです。
以前から私の持論として
「中継ぎで200試合ほど投げたら、先発へ転向すべき」
と唱えてきました。
今回の経験を経て、いずれまたそのタイミングが訪れることもあるでしょう。
今はまだ若いですし、あえて急いで開幕1軍に固執する必要もありません。
まずは自分が最も輝ける場所で結果を出しつつ、自身を一段も二段も成長させる貴重な機会にしてほしいと思います。