ドラフト寸評 オリックス編
試合がない日に1球団でも進めていきましょう。
4球団目は、オリックスです。
1位:麦谷 祐介(外野手・富士大学)
2位:寺西 成騎(投手・日本体育大学)
3位:山口 廉王(投手・仙台育英学園高)
4位:山中 稜真(捕手・三菱重工East)
5位:東山 玲士(投手・ENEOS)
6位:片山 楽生(投手・NTT東日本)
各選手の寸評
1位:麦谷 祐介
西川選手を外して同じ大学生外野手の麦谷選手の指名となりました。
走攻守三拍子揃った即戦力外野手。
脚力と守備範囲の広さはアマチュアトップクラスです。
3年時に春は下村から、神宮では常廣からホームランを打って株をあげました。
三拍子揃った選手ですが、一番評価したいのはやはり打撃ですね。
技術的というより、打つ選手特有の雰囲気を持っています。
2位:寺西 成騎
スーパー中学生と騒がれ星稜高校に進学しましたが、怪我などもあり高校時はプロに行かず。
大学でも出てきたのは3年からですね。その3年春で圧倒的な成績を収め一気にドラフトの目玉に再浮上。
しかし4年時の成績を思うと、2位の早いうちの指名はポテンシャル指名ですね。
3位:山口 廉王
正直に言うと、山口投手を最後まで上位評価で私は評価できませんでした。
190㎝を超える身長に最速は150km/h超。
ただ、この手のタイプを上位で取ってモノにするのはかなりのハードルの高さがあります。
そのノウハウのあるオリックスに指名されたことは山口投手にとって幸いだったと思います。
4位:山中 稜真
打撃が課題のチームが即戦力で山中選手を指名するのは考えられましたが、まさか捕手とは思っていませんでした。
後々の報道を見ると選択肢の1つ、みたいな感じもありますが、だとすると本職の一塁や外野でないのが意外ですね。
おそらく、森選手不在時の捕手が欲しい、という現場オーダーがある中でねじ込みたくて「捕手もできますよ」とスカウトの誰かが考えたのではないかと私は思っています。
レフトは西川がいて、センターはドラ1の麦谷選手と思うと、ライトは出るチャンスがあるでしょう。
一塁は外国人の兼ね合い次第ですね。
5位:東山 玲士
即戦力として期待される投手。最速150km/hを超えるストレートと多彩な変化球を操ります。
先発もできますが、リリーフでしょうね、古田島投手も前に行きますし。
ややカクカクとしたフォームで私は好みではないのですが、ストレートは威力があります。
6位:片山 楽生
この6位指名は不思議でしたね。
色々な噂はありますが、当日名前の出た選手が指名されないなどここで15分も会議が止まる流れでした。
そのなかで混乱もあったと思うので、リストにあった即戦力系の投手を指名したみたいな感じを受けます。
東山投手と感じは近いからですね、2人も社会人リリーフ右腕が続くほどチームの状況が崩壊しているとは思わないですし。
ドラフト総評
三拍子そろっているうえにオリックスの穴のセンターである麦谷選手は開幕スタメンの可能性は十分あるでしょう。
即戦力では4位の山中選手、5位の東山投手あたりはすぐ使いたいですね。
寺西投手・山口投手は時間かけてでもいいので化けてくれたら大当たりです。
育成指名では4位の寺本聖一選手に期待したいですね。
身長はありませんがパワフルなスイング。
広島商→広島経済大ということもあり注目していましたが、吉田正尚選手のようになってくれれば面白いです。
採点
外れ1位指名ですが、麦谷選手の一発1位指名でも全く違和感はありません。
彼が外れれば失敗ドラフトですが、そうはならないと思います。
ですが、正直麦谷選手1人の評価ですね。
寺西投手・山口投手は当たれば大きいですが、現時点ではこの順位とリターンがあるか見えません。
東山投手・片山投手も似たリリーフの連続指名ですが、この手の社会人投手を下位指名して充てるのがオリックスのうまさですからね。
厳しいですが、70点。
2.3位の大当たりか、5.6位が丹念でもフル回転できれば5年後評価では点数をあげられると思います。