2/15 練習試合 対ヤクルト 試合結果詳細
1日遅れになりますが、昨日のヤクルト戦の寸評からアップします。
今日の阪神戦はまた明日にアップする予定です。
打線は9安打を放ちながら、わずか1点しか奪えませんでした。
唯一の得点となったのは、二俣選手の一発。
紅白戦で見せたような、しっかりと振り抜いた打球でしたね。
菊池選手がフル出場できなかったり、小園選手が二塁を守るなど、メインポジションでレギュラーを掴むには難易度が高い状況です。
しかし、どこでも守れるのが彼の強みでもあるので、スタメンのチャンスを活かしてほしいです。
当面は代打でも良いので、打撃でアピールしてほしいところです。
あと打つ方では、韮澤選手でしょうか。
内容の良いヒットが2本ありました。
ただ、守備では悪送球や、倉本選手並の“待ち”の内野安打がありました。
彼もユーティリティ性が売りですが、どちらかと言えば打撃でアピールできるシーズンになるのではないでしょうか。
外国人選手2名が、いきなり連打を放ちました。
この時期から積極的に試合に出場し、結果を残したことは大いに期待したいです。
特にモンテロ選手は、一塁守備で再三に渡り好プレーを見せました。
今日最大の収穫と言ってもいいですね。
打撃に期待していますが、守備が想像していたよりもかなり良さそうなのは大きな収穫です。
先発の常廣投手は、先頭の長岡選手にヒットを許したのみで、2回を無失点に抑えました。
内容としても十分でしたね。
特にいうこともなく、感覚としてはほぼローテ確定の投手がしっかり調整していって欲しい感じです。
2番手に登板した斉藤投手も2回を無失点に抑えましたが、2イニング目の方が良さが出ていました。
ドラフト1位ということもあり比較されがちですが、やはり現状では差がありますね。
斎藤投手は3年目。2軍で先発を続け、光るものを見せてくれればと思います。
大卒組と同等のあと2年が、ドラフト1位とはいえ待てる猶予と言えるでしょう。
3番手の松本投手は、良い投球を見せました。
矢崎投手がチームを去ったことで、タイプが近い投手としては空いたポジションになります。
失った信頼と地位を取り戻してほしいです。
4番手の滝田投手は1回を1失点。
キャンプ序盤に153km/hを記録し期待されましたが、今日は130km/h台しか見られませんでした。
そして、やはり課題であるコントロールに苦しみました。
フルカウントでの明らかなボール球や暴投など、悪いところがしっかりと出てしまいました。
まだまだ一軍で起用するには時間がかかりそうです。
3失点の益田投手に関しては、かける言葉もありません。
澤井選手の2ランまでは打者を褒めても良いですが、その後も良くなかった。
捕手の要求通りのところに球がいっていない。
とどめにすっぽ抜けた球が、あわや頭部死球となるような危険な球でした。
即日2軍降格と言われてもおかしくないような結果と内容でした。
その他気になった点としては、田村選手の状態が厳しいですね。
打撃も強引ですし、併殺となった場面での走塁時のスピードダウンが気になりました。
手を抜く選手ではないはずなので、まだ先日の怪我の影響があるのでしょう。
新井監督が言っている意味が分かりました。
万全な状態でないなら、今一軍で試す段階ではないでしょう。
他にも数人、結果だけでなく内容も厳しい選手がいましたね。
持丸選手については、スタメン発表の際に書いた懸念が的中しました。
アピールの場面で一歩後退してしまいました。
そして、ルーキーの渡邉選手も少し厳しいですね。
打撃で悩んでいるようですが、大学時代のような思い切りの良さが見られませんでした。
加えて、深めの遊撃ゴロでアウトになったのを見ても、思った以上に走力が厳しいと感じました。
それならば、かなり打撃で強みを見せないといけません。
無理して一軍にいるよりも、二軍でしっかりと形を作って結果を出す方が優先でしょう。
対外試合が始まると、色々な感想を書くことができますね。
良くない部分が多かったので、かなり厳しめの寸評になりました。