“岩瀬式”プロテクトとは? | 広島カープデータベース【別館】

“岩瀬式”プロテクトとは?

まだ報道が錯綜していますが、最有力は


10日に西武からソフトバンクに人的補償を和田と伝える

→ソフトバンクが西武に変更を申し入れ

→西武が甲斐野に変更

こういう流れです

この前後や途中でいろいろアクションがあったかもしれません


そもそも、人的補償を拒否なんてできないんですけれどね

嫌なら引退をする、でないと制度が破綻してしまいます


ですが、実は過去に似たような事件がありました

中日日ハムからFAで大野奨太捕手を獲得した際

人的補償で岩瀬仁紀を選んだものの本人が拒否

引退もちらつかせたため、日ハム側が折れて金銭を選んだということがありました

これが東スポの報道だったため信じない向きもありますが、川上憲伸がyoutubeでこれを触れていたことなどからもおそらくあったものと思われます


今回は日刊が大々的に報道し、地元テレビ局も裏側を言った以上公になってしまいました


私はこのやり方は絶対に認めていけないと思います

和田も最後の最後で非常に悪い印象が付きまとうようになってしまいました

まだわからないのは、和田が岩瀬のように拒否の姿勢をしましたかどうかはわかりません

そう思うと、長野内海ってえらかったなあと思います

それぞれ巨人に戻っていますが、次のキャリアを考えたときにいい経験になったでしょう


もう戻らないことですが、和田は大きなマイナスを抱えてしまいました

本人の意向だとしたらイメージが悪いですし、そうでなければプロテクト外だった事実だけが公になってしまいました

そしてそれを生んだのはまさかのプロテクト漏れをしたソフトバンク

これが小久保監督の言う“美意識”なんですかね


球団・和田・ファンともに大きな痛手を負った結果になりました