メジャー帰りの価値
国内FA組に目玉がいなかった今年。
そんな中で争奪戦になったのはメジャー帰り組でした。
投手では松坂、野手では中島です。
松坂はソフトバンク対横浜の構図になりました。
その結果は3年12億でソフトバンク。
奥さんの実家が福岡で有利とありましたが、どうも単身赴任の形になるみたいです。
そして中島は阪神有利かと思いきや一転、オリックスの入団が決定。
こちらも複数年で単年計算では4億になります。
ともに4億という年俸ですと黒田と一緒ですね。
まあ20億超を蹴って帰ってきたバリバリのメジャーリーガーと比較するのも酷ですが。
それにしても今回の争奪戦、過熱感が異常でした。
元ダイエーファンだった私からすると、松坂がホークスにいるのが違和感でしかありません。
90年代後半~00年代前半のホークス好きにとっては松坂は天敵中の天敵。
その投手がホークスに来るわけですからね。
これが横浜ならば…と何度となく思いました。
メジャーでの成績も最初2年は連続二桁勝利を収めましたがその後は失速。
本人はまだ先発願望が強いのでしょうが、去年の起用を見る限り中継ぎが今の彼のメジャーでの評価です。
中島に至っては過熱という言葉では説明がつきませんね。
中村紀のときと同じく、本人に言わせれば不当な不遇、傍から見れば実力で仕方ないという中で上に上がれませんでした。
3Aどころか2Aの選手に4億を出す。
日本での実績があるとはいえ、代理人にうまく転がされた感じが強すぎます。
あくまで個人的意見ですが、こんな形でのメジャー帰りが増えると余計流出が強まると思います。
なんせ向こうで結果を残さなくても、日本にいた時よりいい年俸で帰れるという例がたくさんできちゃうからですね。
球団としてもメジャー帰りを補強できたということでファンへのアピールになるのでしょう。
そんな形じゃ国内の野球も選手自身も成長しません。
一野球ファンとしては彼らがどういう結果を残すかは大変興味がありますが、この流れ自体はあまり歓迎できません。