歴代ドラフト回顧・1994広島 | 広島カープデータベース【別館】

歴代ドラフト回顧・1994広島

前回好評を頂きました歴代ドラフト回顧、10日ぶりです。

今回は1994年の広島です。


1位 山内泰幸 投手  日本体育大学
2位 嶋重宣   投手  東北
3位 朝山東洋 外野手 久留米商
4位 高橋建   投手  トヨタ自動車
5位 横山竜士 投手  福井商
6位 田村恵   捕手  樟南
7位 井上紘一 投手  市立和歌山商


1位

この年のドラフトの目玉は駒大河原現中日と並び日体大の山内でした。

リーグ31勝や大学選手権MVPなど最高の実績を携え、広島最初の逆指名選手となりました。

当然、巨人を始めた球団も必死に勧誘しましたが山内の地元愛が勝りました。

UFO投法と言われる独特の投げ方で注目され14勝をあげ新人王を獲得しました。

3年目までローテを守るもその後は手術の影響もあり引退、現在は1軍投手コーチです。


2位

最近カープファンになった方には彼が投手でプロ入りしたとか知らない方もいらっしゃるかもしれません。

高校時代は仙台育英金村暁(元阪神)と同県で競い合いました。

しかし投手としては開花せず、1999年に野手転向。

そして2004年、189安打で首位打者を獲得、「赤ゴジラ」旋風を巻き起こしました。


3位

彼ほど期待が大きく、怪我に泣かされた選手もいないと思います。

久留米商では県ベスト8止まりながら高い評価で入団、「前田2世」と期待されました。

フレッシュオールスターでMVPを取るなど順調でしたが、何度となく怪我に悩まされました。

今は2軍打撃コーチとして、後進を指導しています。

地元久留米球場で行われた二軍の試合での歓声の大きさが忘れられません。


4位

拓大の主砲は投手転向し開花、トヨタ自動車からプロ入りしました。

通算70勝を上げていますが、二桁勝利は2001年の1度だけなんですね。

それでありながら、10年余りカープの左エースとして君臨しました。

2009年にはメジャーへ挑戦、マイナー契約からメジャーを勝ち取りました。

広島復帰の2010年は2日連続勝利などありましたが5月以降は急降下、引退しました。

彼ほど愛された選手もなかなかいないですね。


5位

広島安心の「福井県ブランド」の走りとなった選手ですね。

97年に10勝をあげ、向かっていく姿勢の強さなどから大きく期待されました。

しかし、ルーズショルダーに悩まされ2000年から登板数は激減。

このまま終わるかと心配されたものの復活し、昨年も防御率1点台とカープリリーフ陣の柱で在り続けています。


6位

夏の甲子園、福岡投手とバッテリーを組んで沸かしたのが記憶に新しいです。

メガネ捕手は大成しないというのを古田が覆したため彼にも期待が集まりましたが活躍できず引退。

スコアラーを経て、現在は九州地区担当スカウトとなっています。


7位

失礼ながらこの選手の記憶が殆どありません。

調べたところでは、現在は地元和歌山でスポーツコンサルタント会社を起こしているようです。



5段階評価で言うとこの年は5と言ってもいいでしょうね。

なにより、ドラフトの目玉であった山内がとれたのは大きかったです。

また、高橋建というメジャーリーガーを輩出しました。

さらには、嶋・横山と17年たった今もカープの主力として選手が残っています。

悔やまれるのは、朝山東洋が開花しなかったことですね。