育成枠の使い方 | 広島カープデータベース【別館】

育成枠の使い方

雨なので何を書こうかと考えていましたが、全記事でチャーリーCさんから3軍構想についてのコメがありましたので今日はこれについて書こうと思います。


育成枠が始まり今年で5年になりました。

この間に、広島では中谷が先駆けて昇格し、ソリアーノは勝ちこそつかないものの好投しています。

他球団では、楽天中村・内村は機動力野球の象徴となりましたし、ソフトバンクでは山田が今年勝利をおさめました。

そして、一番成功しているのは言うまでもなく巨人で、山口・松本・オビスポは今や巨人に欠かせない選手になっています。


あまり知られていないですが、育成枠を提唱したのは広島の鈴木本部長ですね。

当初は、社会人野球の廃部に対応すること、小予算でも選手が育成できることなどが主眼に置かれました。

しかし、今育成枠について考え直すべき時期に来ています。


まず、育成枠に対しての各チームのスタンスの差です。

セ・リーグは各球団導入していますが、日ハム西武オリックスは導入していません。

それぞれの球団で制度自体に反対なので導入しないというのはそれぞれで結構でしょう。


問題は積極的に導入している球団のスタンスです。

一番積極的な巨人は14人も導入しています。

よく、

「巨人は育成枠に成功した。」

「今は育成の主眼を置いている。」

とか言いますが、たくさん選手を保有できるのも資金があってのことでしょう。

広島が8人も導入しているのは健闘している方ですが、やはり巨人のやり方には疑問が残ります。

広島の場合は、07年の山内を始め比較的長くいますが、よそでは高卒でも1・2年で切ったりしています。

もちろん、それぞれ個人の事情で辞めたというのもあるでしょうが、置かれている環境は決していいようではありません。


もちろん、プロを目指している選手にとってチャンスであるという意味ではこの制度自体については賛成です。

しかし、結局は金を持ったものが大量に選手を保有して

「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」

では、結局戦力に差が開くばかりでしょう。


今後の問題として、育成枠選手の試合に出るチャンスの少なさがありますね。

それの解決方法として、イースタンではシリウスを作って試合数を増やしています。

これは、社会人との交流も含めてメリットは大きいでしょう。


本来なら、球団数の少ないウエスタンの方が率先してするべきですが、やっとのことでソフトバンク阪神の連合チームをつくるようです。

これも、本来ならこの制度を提唱した広島が率先してやるべきでしょうが、ここに遅れて、しかも外れたというのは情け無い限りです。


まだまだ改善するべきところはあると思いますが、発展するところと、5年を経て改善すべきところはあるでしょう。

私の考えとして育成枠の上限を設けるべきと考えています。

イメージとしては、2球団で1チーム最低限作れるぐらいの考えなので、1球団7人ぐらいが目安と考えています。

下手な鉄砲的な思想はあまり好きでないので、ある程度の上限は必要でしょう。


上の考えでいうと、巨人の3軍構想は危険のように感じます。

まるまるできるチームをしたに持つということは、おそらく20人以上になるでしょう。

どんなに選手の年俸が低くとも、管理コストはかかってきます。

しかも、この構想に乗り気なもう1球団もソフトバンクということで、金銭に余裕のある球団とそうでない球団での差が開くように感じます。


戦力均衡を目指すはずがここ最近はどんどんその差が広がっていっています。

今年のセ・リーグの3弱を見ていればよくわかるかと思います。

本来なら、こういうのを是正するのがコミッショナーの仕事のはずですが、この問題については相当長くなりますし又の機会に。


本題に戻りますが、育成枠のあり方、3軍構想を含めてしっかり考えないといけませんね。