WBC総括、投手編
一日たってもWBC優勝の熱気は冷めませんね。
このすばらしい連覇をたたえるためにも優勝メンバーを振り返りたいと思います。
11 ダルビッシュ 北海道日本ハム
決勝の9回に打たれたときはどうなるかと思いましたが胴上げ投手となりました。
全体的に不調でしたが、メジャー見本市の中しっかり評価された投手でしょう。
14 馬原 福岡ソフトバンク
今大会は5試合に登板、準決勝では失点したもののフル回転をしました。
15 田中 東北楽天
チーム最年少で選ばれた投手は疑問も多かったですが、アメリカラウンドでの3試合を含む4試合と慣れない中継ぎで貢献しました。
16 涌井 埼玉西武
準決勝以降では登板がなかったなど全体的に投手陣の中では一番不遇の感はありました。
18 松坂 レッドソックス
3戦3勝と2大会連続のMVP。世界のエースの実力を見せ付けました。
19 岩田 阪神
最後の選出、一番実績がないということもありほとんど登板の機会がありませんでした。
20 岩隈 東北楽天
おそらく多くの人がMVPは岩隈と思われたでしょう。国際大会の経験がないため不安視されましたが、キューバ戦での投球、そして決勝で試合を作ったことは最大級の評価でしょう。
22 藤川 阪神
日本の守護神として見本市で一番評価があがると思われた投手でしたが、不調により最後の最後では登板の機会がありませんでした。あえて藤川の登板を断念した原監督はある意味英断であったでしょう。
26 内海 巨人
順位決定試合で3回を持たずに降板したのみ。シーズン前にこれだけ登板機会がなかったのは心配されます。
28 小松 オリックス
内海と同じく試合の必要性としては低い試合で登板。投げられない理由があったみたいですが、オリックス唯一の選出をチームに還元してほしいです。
31 渡辺 ロッテ
これまでの豊富な経験を活かすかと思われましたが、若返りのジャパンの中では登板機会が余りありませんでした。後々バレンタイン監督がいろいろ言わないかが不安です。
39 山口 巨人
選出時には疑問もかかりましたが、4試合を無失点。中継ぎ専門職としての役割を果たしました。
47 杉内 福岡ソフトバンク
個人的にはMVPをあげたい投手です。5試合を投げ無安打無失点。先発投手でありながらワンポイントからロングリリーフまでこなすすばらしい内容でした。