ジョー・ルーツ死去
本来ならドラフト直前で記事もたくさんあるのですが、広島にとってこの人は絶対に外したらいけないという敬意をこめて記事を書きたいと思います。
20日、広島の監督を務めたジョー・ルーツ氏が亡くなりました。83歳でした。
正直申しまして、私ルーツカープ時代のことをあまり知りません。
知っていらっしゃる方はカープファン歴30年以上のベテランになるかと思うので、名前は知っていても詳しくは存じ上げていない方が多いと思います。
ですので、彼のこれまでの功績をたどり、またその時代の思いも馳せるということで、今回軽くですがこれまでの経緯を書きます。
ルーツとカープの出会いは72年、キャンプ地の関係でコーチを務めたことをきっかけに74年に打撃コーチ。75年に監督を務めました。
監督となった75年からは大下剛史のトレード獲得、衣笠の三塁コンバートなど改革を断行。それまで万年最下位だったチーム改革に乗り出しました。
事件が起きたのは4月27日、ストライク判定をめぐり審判団と対立。その仲裁に重松球団代表が出てきたことから、そこで退場処分に合意したものの球団の対応に不信感を募り退団となりました。
その後は承知の通り、古葉コーチが指揮を執り初優勝を果たしました。
途中で退団となりましたが、間違いなくカープの礎を作った人ですね。
この話を聞いていると、どうも今も解決されていない問題がありますよね。
ルーツが退団した理由は、フロントが現場に介入したためでした。
それを考えると今も問題は変わっていませんね。
いろいろとルーツと比較されたり似ているところをマーティからは感じます。
ぜひ、その当時の思い出など皆さんとルーツを教えてください。