投手成績分析・横山編 | 広島カープデータベース【別館】

投手成績分析・横山編

イニング順でアップしていますがここからはリリーフに回ります。リリーフ最初の登場はフル回転した横山竜士です。


60試合 3勝3敗 2・63 72イニング 10本 28四球 57奪三振


60試合投げてこの数字は立派ですね。年俸大幅アップなのもうなづけます。

ちなみに2006年と比べてみると


48試合 4勝5敗 4.85 55.2イニング 11本 18四球 53奪三振


何より一発が減ったことが安定した成績を残せた要因ですね。


球団別

巨人  7試合  9.1イニング 0勝0敗 0.96

中日 12試合 14.1イニング 0勝1敗 1.88

阪神  8試合  9.0イニング 0勝0敗 1.00

横浜 13試合 16.2イニング 1勝0敗 3.78

東京 11試合 12.1イニング 2勝1敗 0.73

横浜戦で少し数字が目立ちますがそれ以外は本当にすばらしい成績ですね。特に巨人阪神相手には失点は1、この数字は絶大でしょう。


交流戦

交流戦では全6球団相手に登板、千葉福岡楽天オリックス相手には無失点でしたが

 西武 2試合 1.2イニング 4失点 21.60

日ハム 1試合 1.0イニング 4失点 36.00

とこの二試合だけつかまっています。この二試合がなければ全体としてもかなりいい数字となっただけに悔やまれます。


左右別成績

右打者 143打数 2割5分2厘 6本 

左打者 113打数 1割5分0厘 4本

ワンポイントではないので左右で打数の差はそれほどつきませんでしたね。それにしても左打者に対してのこの数字はすばらしいです。これをみると非力な左投手を使うよりも左に強い横山を使ったほうがはるかにいいですね、この結果を監督に良く見てもらいたいです(笑)


球場別

地元では28試合に登板、防御率2.02と立派な数字を残しています。35イニングに対して被本塁打も5本と狭い市民球場で一発を浴びないピッチングをしっかりとやっています。

また得意の巨人・阪神のホームである東京ドーム・甲子園では無失点、大観衆相手でもいい投球を見せてくれます。



診断結果

投手陣が非常に苦労する中で彼が大車輪の活躍を見せたことはチームにとって大きいことでしょうし、2007年の投手MVPを選出するのなら横山に私は一票入れたいです。

今年は横山に負担が重くならないよう、他の中継ぎ投手陣の奮起・先発投手のロング登板に期待したいです。