ドラフト指名寸評・横浜編
契約更改の記事が続いていましたので今日はドラフト総評に戻ろうかと思います、今回は横浜です。
1位 小林大志 投手 JR東日本
1億円・1500万円 14番
2位 田中健二朗 投手 常葉学園菊川
7000万円・ 720万円 46番
3位 桑原謙太朗 投手 奈良産業大学
7000万円・1200万円 38番
4位 大田亜斗里 投手 帝京
5000万円・ 500万円 58番
5位 佐藤祥万 投手 文星芸大付
3500万円・ 480万円 60番
6位 坂本大空也 外野手 市柏
3000万円・ 460万円 67番
育成 関口雄大 外野手 滋賀大
200万円・ 240万円 111番
〃 杉本昌都 捕手 水戸短大付
200万円・ 240万円 112番
8人でしめて3億5900万円でした。
高評価しているところもありますがやはり度重なるくじの外れでかなりつらい結果ですね。
小林:契約金を見ての通り外れ一位としてはかなり高い評価を受けていますね。おそらく先発での起用ですがチーム事情からするとぎりぎりですね。右では三浦・寺原といった今年二桁を記録した二人がいます。しかし加藤の先発転向は失敗に終わり先の二人以外ではほとんど右では結果を残せませんでした。来年は三橋・高崎・山口に加え新加入の小山田と数はそろっています。ここに入りきるかは難しいところでしょう。
田中:ここ四年間、左腕高校生を取らなかった結果深刻な左腕不足となりました。ここ数年、体はあまり大きくなくとも技巧派の左腕がプロですぐ活躍するという傾向からするとチャンスはあるかと思います。たしかにあのカーブはプロでもはまるかもしれませんね。ただやはり気になるのはこの球団は怪我で棒にふるケースが多いためしっかり体は大事にしてほしいと思います。
桑原:広島・ヤクルトと三巡目で指名する可能性があった球団がスルーし横浜に回ってきました。私は高く評価していましたがプロ側は意外と低かったですね。うまいタイプではないですがスライダーを武器にどの程度プロで成功するでしょうか。
大田:私はこういったスケールの大きい投手は好きです(笑)ただこの手はなんと言ってもチームが合うか、いい指導者に合えるかが本当に大事になってきますよね。大舞台での経験は十分なだけに大エースとして成長してほしい投手です。タイプは違いますが同じチームの素材型大型投手で山口がいます。いきなり巨人戦で勝利をあげるなど期待されましたが今年は主に二軍生活でした。彼の場合は制球がいまだに安定しないのが一軍でブレイクできない最大の要因かと思います。タイプは若干違いますが大型投手として彼がどのような道で大成していくかは気になります。
佐藤:田中より佐藤のほうが先に出てくるのではと私は思います。特徴があまりないため私はあまり評価していないのですが、下でしっかり鍛えあげれば先発左腕として出来上がるかもしれません。ただ、チーム事情として中継ぎで那須野以外ほとんど左腕がいないような状態なので早めに上がってくるかもしれません。
坂本:この選手は見ることが出来ませんでしたね。外野は若手が全くいないうえに数も足りないということでチャンスはあるかもしれません。ただまずはしっかり土台を作ってほしいです。
関口:今年の横浜の指名の中では一番期待していますね。滋賀大での成績はリーグもリーグですしあまりあてになりませんがスペックでいうと本ドラフトでも目玉となるのではというぐらいすばらしい数字です。外野が枯渇しているだけに一年目からバリバリ出てくると私はよんでいます。
杉本:水戸短大付の捕手ということは會澤の一年下になるんですよね。肩が強く高校通産26本ということで會澤より9本少ないようです。ただ気になるのは黒羽根・高森と三年続けての捕手獲得、相川がやっと正捕手らしくなりましたがやはり彼のFAを見越しての捕手育成となるのでしょうか。
最下位から一気にAクラス争いに入った今期でしたが来期はかなり厳しいと思います。なんといってもクルーン放出により抜けた穴の見通しが全くたっていません。また、先発左腕の高齢化・中継ぎ左腕の枯渇・若手野手の壊滅など課題はかなり多いです。来期は先発に大社の二人を加えた右腕投手がしっかり入ってこないと今年よりもかなり厳しい戦いが想像されます。
個人的には育成枠の関口選手、彼は一気に本契約まで持ち込んでくれるのではと期待しています。