ドラフト指名寸評・楽天編 | 広島カープデータベース【別館】

ドラフト指名寸評・楽天編

ドラフト寸評第四弾は楽天編です。

高校生ドラフトではどうしても佐藤がほしかったわけで、外してからの指名はかなり苦しいものがありました。

一方大社では、島田社長の強運により今年も交渉権を獲得。五輪代表の長谷部の指名に成功しました。


1位 長谷部康平 投手  愛工大

   1億円・1500万円 20番

2位 伊志嶺忠   捕手  東京情報大

   7500万円・1200万円 48番

3位 寺田龍平   投手  札幌南

   7000万円・ 650万円 43番

4位 聖沢諒    外野手 国学院大

   5000万円・1000万円 23番

5位 石田隆司  投手  東海大仰星

   4000万円・ 600万円 53番

6位 菊池保則  投手  常盤大高

   3000万円・ 600万円 59番

育成 内村賢介  内野手 北信越BC・石川 

           240万円 121番


7人で総額4億1500万円でした。

本来なら上位三人とも大社としたいところでしたがバランスを取るために寺田を3位にしました。


長谷部:全日本代表に唯一学生で入った逸材。個人的には後ろで使えば岩瀬みたいなタイプで立派な守護神を勤め上げるのではと思っています。ただ、監督も本人も先発といっているのでそちらでの起用となるでしょうね。先発左腕は今年わずか一勝という状況ですから一躍左のエースでしょうね。


伊志嶺:昨年時点では大型捕手として間違いなく一巡で消えといわれましたが今秋は怪我により一試合も出ることが出来ませんでした。ただ3巡で彼がとれたことは大きいでしょう。今年はを徹底して我慢起用し守備面では満足いくところまで成長しました。しかし打撃での遅れはかなり大きく、年齢の近い彼をとることによりいい相乗作用が生まれるのではないでしょうか。怪我ももう大丈夫みたいなので正捕手争いにも加わるのではと思います。


寺田:前回の高校生編で述べたとおり今回指名した高卒3投手の中では一番評価が低いです。まだまだ完全な素材型ですのでじっくり育ててほしいです。


聖沢:外野だけでなく三塁でもベストナインに選ばれたことのあるユーティリティープレーヤー。即一軍というのも可能でしょうし、鉄平の不振、磯部の衰えなどを考えると開幕スタメンも十分にありえると思います。


石田:寺田同様素材型の投手。この投手はしっかり育てれば本格派右腕となりえると思うので焦らず大事に育ててほしいです。


菊池:これまた素材型投手ですが高校生編での寸評で述べたとおり三人の中では一番高く評価しています。状態の突っ込まないフォームなのである程度投げることが出来、一年目から二軍でローテを張ることも可能だと思います。


内村50m5秒7の俊足が最大の売りでしょう。チームには森谷という球界屈指の俊足選手がいますが盗塁技術のある内村なら一軍でも活躍する場は多くあるでしょう。


なんと言っても長谷部の指名につきるドラフトですね、一場・岩隈が復帰すればかなりの先発陣になると思います。伊志嶺も打撃で強くアピールして若い二人で正捕手を争ってほしいです。高卒投手は似たようなタイプの投手が三人もそろったので誰が最初に出てくるのかも期待したいです。