早大・清水、裏金授受を自供 | 広島カープデータベース【別館】

早大・清水、裏金授受を自供

予想通り裏金を認めました、気になるのは今日の今日まで清水の名を隠してきたのか。「西武に守るといわれたので従った」と本人は言っていたがこの場ぎりぎりまで早大にも守られていたんですね。


この会見を見て「清水選手は野球ができなくなりかわいそう、西武は卑劣だ」などと野球を知らないようなコメンテーターが軽々しく言っていますがよくよく事実関係を整理しましょう。

西武や高校関係者に勝手に進路を決められた点については同情する余地はあります。未成年の子供より大人のほうが発言力も影響力も大きいでしょうからそうなってしまうでしょう。

しかし、金を受け取ってしまってはちゃんと学生憲章に書いてあるように退部する手はずとなっています。それが決められた規定でありそこに対し不満や不平を言うのはおかしいでしょう。


考えてみるとドラフト時、大学での実績や実力はそうもないのに下位で指名されているような選手をよく見ますよね、ここ数年で見ても各チームの下位指名の大学生内野手をみると「なぜこの選手を採るのかな?」といった指名も見つかります。それすべてが高校のときからの密約とは言いませんがそのような話はよく聞きますしあるでしょう。


清水選手と西武のスカウトは中学時からの付き合いといっていました、そういう縁故指名もあるでしょう。広島で見ても今年の中東は松本スカウトや新井との長い付き合いというのもあって指名に踏み切りました。また新井が指名された当時も高校や大学関係者からの大きなプッシュがあったというのも有名ですよね。


今日の会見で一つ分かった大きな問題点は将来のかかる高校生に対し金銭や学歴といったことで大きく左右してしまっている事実、そして大学卒行事に入団という密約があったにもかかわらず手切れ金を渡し指名はなくなるといったことです。ここはややこしいのでまた明日続きを書きますがこれが公になるとプロを目指す選手たちは大きく不安を抱くでしょう。


すでに事件の解明と平行してドラフト改革が進んでいますがこちらの見通しも立ちません。何より西武に対し各チーム大きくバッシングはたてれないでしょう、どこも同じようなことをやっているのだから


マスコミ各社はプロ野球チームを抱えているところが多いので直接大きな報道はしないでしょうがそのような縛りのない週刊誌では続けて新たなスクープが出てくるでしょうしそれを期待します。すでに一部週刊誌でも球団名は伏せていますがそれをにおわすような記事を書いています、これがさらに大きくなってくるとさらに球界は混乱を招くでしょう。


今回の一連に対し選手会側も「過去のことは振り返らず未来のある話を進めよう」とどうも歯切れの悪い回答が目立ちます。それもそうでしょう、自分たちも大きなことが言えないような形で入ってきている選手もいるのですから

もし過去にコトをすべて洗いざらいにやっていくと10年前の脱税事件のように球界全体が大きなショックに見舞われるでしょう、その飛び火を恐れて「好きなとこには入れないがFAを短縮して好きなところへ」などと自分らの都合のいいことばっかり言っている選手会もあきれます



今回の事件は誰もどうこう大きなことが言えないのが展開しないし改革の進まない理由です、根来コミッショナー代理の言葉を借りるなら「この際、多少の犠牲を払ってでも膿を出し切る」なかでどれだけの犠牲を払えるかです。


おそらく相当の犠牲が出るでしょう、もしその犠牲を出し切れないなら球界の後退が進むばかりです。