今日の東京は空気がひんやり秋らしい!
目覚めの熱いコーヒーが美味しく感じるみたい。
そんな中私は・・・
頭にこんなんくっつけてます。
まるでロボットアニメの?実験みたいでしょ?
まさにアタシが被験者になって脳波の実験をしてきたのです。
現場は電気通信大学。
よくロボットコンテストみたいな大会で「電通大」って言われるところね。
頭よさそうなイメージだわあ。
生粋の文系人間のアタシにとって未踏の地。
先日
日本人が4人もノーベル賞を受賞したこともあってか?
理系学部、大学の志望者が増えたらしいから
もしかしたら電通大もますます受験者が増えちゃったりするのかもね。
今回のミッションは
手も足も使わずに自分の集中力
つまり自分の脳の波動のみをコントロールして
電動車椅子を動かすこと。
これが実際に出来たとしたら
ハタから見たらまるでサイキッカーだな。
脳波キャスターだ!
脳波キャスターになるべく訪れた
電通大の田中一男教授の研究室。
写真は脳波を測定するために
研究室の男子学生のみなさんにお手伝いしていただいて
頭に端子をくっつけたところ。
でもねえ
ただ単純に「右!」「左!」とか
唱えるだけで電動車椅子が曲がるわけじゃないのです。
脳の動きをイメージをパソコンがキャッチし
被験者本人が正しくイメージ出来ているかどうかを判断して
正しければ
やっと電動車椅子が動くんです。
まちがったイメージと認識されなかったり
雑念が入ると動かないんですって。
なかなか想像しにくいですよね。
手足をまったく使わないで電動車椅子が動くまでの
一連の流れを説明すると・・・
まず頭の中で「右・左」や「YES・NO」に代わる
自分が思い浮かべやすい物事や行動を集中してイメージします。
例えば
「右=アイスを食べる=YES」
「左=歌う=NO」ってな具合にね。
イメージしやすい事柄は個人によって差があるので何でもいいそう。
この情報をあらかじめコンピューターに認識させておく。
電動車椅子に乗っているときに
左折する角があったとします。
パソコンから
「左に曲がりますか?」と聞かれたときに
「YES!」と答えたい場合は
アイスを食べているところを思い浮かべると・・・
アイスを食べているイメージが
あらかじめ認識させておいたイメージに当てはまれば
見事左折できる!
雑念が入っちゃったりすると
微動だにしないってわけです。
聞いているだけで難しいよねえ。
さて、アタシはちゃんと動かすことが出来るのか?
脳波キャスターになれるのか?
結果は明日からの
NIKKEI NETで観てくださいませ☆
↓http://www.nikkei.co.jp/ps/identity/