楽しく過ごした別れ際、

彼に言われてきゅんとなった言葉、

誰もがあるはず。









一緒に同じものを食べて、










おかしを食べさせあって


目を見合わせて


「美味しいね」ってにっこり笑ったり













さんざんくっついて、

ぎゅうっとしてラブラブ

とか言って何度も抱きしめたり・・・












だけど、

幸せな時間はそう長くは続かない。










別れ際、


もう帰らなきゃと


上着を羽織る彼。










その姿を見ていてたまらず呟いた。











もう1回抱っこ...










甘える私に彼は言う。













「また明日抱っこしてあげるね。」















こう呟いたのは

知人の息子、J。

現在2歳。








やるわね、J。

2歳にしてこんなことがいえるなんて、すでに女心がわかってる!

きっと保育園でも、もてているんだろうな。










小さい子供が一緒にいると楽しくなり、

子供になりきって遊ぶのが大好き。




しかもJは、

「女の人が大しゅき」なんていって膝の上に抱っこしてくるから、

本当に可愛い。

膝の上で

いっぱいおしゃべりしてくれる。




ちなみに男性はあまり好きじゃないらしい。

飛行機!などといって遊んでくれる人以外は

近寄らないか、

通り道にある邪魔な岩のように

ないがしろにされていました。






もう子供は寝る時間だったし、

「もう帰ろうね」

ってママに上着を着せられていたから

あんなことを言ったのでしょうけど、










「また明日抱っこ・・・」は、ずいぶんと女子心をくすぐり、










Jとママと帰った後、

たくさんの甘い時間とちょっとのスパイスをくれたJが

いかに男として追いかけたくなる要素を持っているかを

その場の男性陣に

切々と説いてしまったのでした。