2022年9月02日(金)曇
しばらくぶりの大力山
猛暑の夏が去り、セミの声は秋の色に変わり、圃場が色付き始めた今日この頃。しばらく振りに大力山に足を向けてみました。例年の秋雨前線の影響で雨ガチなこの頃で天候が安定しません。実は私大力山のジンバイソウに気が揉めていまして昨日にも向かったのですが、生憎の雨になって、撤退したのでした。
今日も予報とは裏腹に支度を終えて、出発しようと思いましたら雨がぱらついて来たので、いったん家に引き返しました。それでも幸いなことに家で少し待機していましたら、雨が上がったようなので、再度出掛けることにしました。
駐車場所に着く頃、西の空は雨が降っているらしく真っ白な空でしたが、とりあえず今の今、雨が落ちて来ないので出発することにしました。頂上まで行かれなくても舟窪のジンバイソウを写真に写すことが出来れば良いと思いまして、ゆっくりと歩き始めます。
先月の猛暑の頃とは違い、あまり汗が出ない内に秋葉様に着きます、ここで大力山を眺めますと、掛かっていた雲がどいて頂上が見えましたので、雨はまだ大丈夫かと判断し、先に進みました。
鉄塔の付近から大力山
今の時期には目立つ草花はあまり多くはありませんので、よそ見をしないように歩きます。階段の手前のミヤマウズラはもう終わってしまったのか、しおれた株が一つだけ見られましたが、花の写真は無理のようです。
少し傾いた階段をゆっくりと登り、滑りやすい道に気を付けながら歩き、水道山の分岐に出ます。遊歩道にはホツツジが目立ちます。先日一本杉ではピンクがかったホツツジでしたが、ここの物は白一色のようです。
ホツツジ
舟窪のジンバイソウ(神拝草)
分岐から緩い坂を歩いて来て、少し登った所に7合目の杭が見えます。ここから「下の舟窪」です。この先に神拝草があります。友人の情報ではもう咲いているとのことでしたので足元を睨みつけながら歩いて行くと
「ありました」
3株ほどかたまってあった株は花がずいぶん沢山付いていました。でも時期はわずか早いようで、まだ開ききってはいませんので、その付近の物を探してみましたが、やはり全体的に早い感じでした。それでも2本だけ開いたものがありましたので、リュックを下ろして写真にチャレンジしました。
撮影を始めたら、すぐに後ろから登ってこられた女性がありました。この山の常連さんで、私も良く存じ上げている方です。私はもう少し写真を写してから登る旨を話し、Yさんは大力山に向かって登って行きました。
まだ少し早いジンバイソウ(神拝草)
私が以前使っていたカメラはとても使いやすかったのでしたが、そのカメラを壊してしまってから、それから新しくしたカメラは私の手にあまり、上手くマクロで撮影出来たためしが無くて、今日こそは、と気合を入れました。
この名前の元となった花の、神を拝む仕草に似た姿を写真にしたかったのですが、
ジンバイソウ(その2)
ジンバイソウ(その3)
ジンバイソウ(その4)
幾枚か写しました、中にはきっと良いのもあって欲しいと願いながら、いったんそこを後にして東屋に向かいました。
あずま屋は賑やかに
あずま屋には途中私の先になったYさんがベンチに腰掛けていました。しばらくご一緒に話をしておりますと、今度は3人連れの方々がやって来て、それから少しするとやはり知り合いのE.Hさんがやって来て、あずま屋周辺は賑やかでした。
久し振りの小出郷の風景
後から来られた方々は、トンネル方面に周回すると出発して行きましたので、私とYさんは、元来た道を帰ります。途中神拝草の所でYさんと別れて、もう一度神拝草の撮影を頑張りました。
もう時期外れのミヤマウズラが
ジンバイソウを写し終えたその少し下の方にミヤマウズラが僅か一本見えました。もう季節としてはお終まいの時期でしたが、今年この大力山のルート上ではミヤマウズラに出会っていなかったので、丁度良かったです。
ミヤマウズラ(その1)
ミヤマウズラ(その2)
このジンバイソウやミヤマウズラ、クモキリソウなどはランの仲間の中では地味な部類ですが、こうして里の山の中でしっかりと生き、自己主張しています。
そして、私はそんな彼らが大好きです。
ミヤマウズラを写した後は一気に下ります。途中このルート唯一のアオハダの木が見えます。以前少し切られて勢いを失っていたのでしたが、また最近復活の兆しがありまして、赤い実が少し見え始めました。
樹皮の下が青く、秋には実に見事な黄葉、そして実は赤く、色彩に溢れた樹木ですね。この秋の紅葉が楽しみになりました。
アオハダの赤い実
昨日雨に降られて途中撤退したこの大力山ルートは、今日は何とか持ってくれたようです。山で知り合いの皆さんと話をしているのも楽しいことです。一応今日の予定を消化して帰る途中、長い物がいました。登る時も9合目付近で見つけましたが、今日はこれで二度目です。
マムちゃんです
ま、おとなしく人がちょっかいを出さない限り無害な奴ですから、むやみに嫌う必要はありません。結構太かったのでもう腹の中には赤ちゃんがいるようですね。
魚沼は秋の収穫時期を迎えようとしています。記憶の中の秋の風景は明るく青空の爽やかな風景しか浮かんで来ません。そして収穫の季節には集落中の圃場は人であふれかえるほど賑やかでした。しかし、今はもう収穫の季節と謂えども大勢の人が溢れる活気のある風景はもはや遠い世界です。
間もなく魚沼の圃場は収穫の秋です。黄金の田園に吹く風は爽やかで涼しく、喜びに溢れて、そのすぐ後にはやけどしそうなほどに明るい紅葉の世界です。今年の秋はいい秋であって欲しいですね。










