2022年4月14(木)曇/雨
残雪と花の風景
ここ数日暖かい日が続き、雪解けが一気に進んだ魚沼市、ようやく桜の蕾が膨らみ、日向の桜には花が着き始めました。
ブナは雪の中でも葉を青くして、桜も周囲の雪にもめげずに花を咲かせ始めました。そんな中、魚沼市内に車を走らせて春の香に触れて来ました。
ようやく咲き始めた小出郷の桜
小出公園でも桜が咲き始めました。こちらでは周辺の雪解けが少し進んだように見受けられます。花もきれいに咲き始めました。
小出公園の桜
破間川の雪流れ
先日新聞にも載ったそうですが、破間川上流浅草岳麓の破間ダムの雪流れが話題になっているようです。
そんな話題を聞きましたので、私も見に出掛けました。4年ほど前に3月の末に浅草岳に登った帰り道、浅草大橋の下に見つけた雪流れ、その時はこの風景が雪流れと言うことを知りませんでしたが目を引く風景だなと思いました。
あの時は今より2週間以上も前でしたので、この現象は時期遅れでもう見られないかもしれないと思いつつやって来ましたがまだ残っていました。
今日ここに来て、やはりカメラを持っている方に挨拶しましたら、3年ほど前にツアーで訪れたことがあったそうです。今日も何台かの車が止まって、この風景を撮影していたようです。
旧入広瀬村破間ダム上流の「雪流れ」
雪流れを写した後浅草大橋に行きました。破間ダムの湖水は渇水期には橋の付近は水が無くなって、湖底が見えるほどですが、今日は満々と水を湛えています。
浅草大橋から上流を望む
浅草大橋からさらに奥に進みまして浅草岳登山口のあるムジナ沢から浅草大橋を見ましたら湖水が多い今の時期、なかなかの風情でありましたので、写真に収めました。さらに進んでこの時期除雪の終点浅草岳麓の大自然館前に車を止めて、雪の上を歩いて立柄岩(604m)を写して来ました。
浅草大橋蒸留ムジナ沢から 破間ダムの上流、立柄岩(604m)
帰路、路傍のフキノトウの観察や目に留まった風景などを写しながらゆっくりと家に帰って来ました。フキノトウの写真も20枚くらいになりました。雄株、雌株があるとのことで、いろいろと写真を見ながら比較したのです。
フキノトウのことは後日また紹介しようと思いますが、今日は魚沼の春の風景二つを紹介しました。いずれもいつも見られるという風景ではありませんが、何度か目にした魚沼の春の一風景です。これからさらに日差しは強くたくましい自然の息吹が甦る季節のはじまりです。