こんにちは。ふるりえです。



今回は

私が市の中学生への

学習支援ボランティアをやっていて

ふと思ったことを書きたいと思います。







昨年度からはじめたボランティア。



市内7か所の会場のうち

昨年度は6つの会場で活動しました。



生徒さんや先生の雰囲気が

それぞれちがって


複数の会場で活動させていただけて

よかったと思います。




そして、今年度は5月、6月

4回ともすべて同じ会場担当。



今は

その3回目が終わったところですが、


"同じ会場を連続3回" というのは

初めてのことです。



顔なじみになってやりやすい反面

思うこともあります。



どこまで踏み込むか?





昨年ボランティアをはじめるにあたり


どんなスタンスで

生徒さんたちに向かえばよいですか?


と尋ねたところ、

社会教育指導員の先生(主催者)からは


「塾ではありませんから」


というお話をいただきました。




あくまで

生徒さんは勉強したいものを持ってきて

必要があれば支援する(指導ではない)


そんなスタンスでお願いします、と。




生徒さんの学習状況は様々で


ほぼ自習室として利用し

自分でどんどん

勉強を進められる子もいれば、


何かやれるものは持ってきたけれど......

という子もいます。




後者のような場合

やっている(やろうとしている)もの

やり方なども

自分の子になら はっきり言いたい

と思うことがチラホラ。





率直な感想を言えば


学校で購入したワークやプリント

授業でもらったプリント

そして教科書の問題に手をつけず、


市販の難しそうな問題集をやっていて

どうなんだろう?


と思ったり


ノートに丁寧な文字で

同じ英単語、漢字、用語などを

ただ写しているだけ(に見える)

って、どうなんだろう?


という思いはありました。




でも、そう感じた5月は

まだ定期試験まで時間があり、

テスト範囲表も「出ました」とはいえ

まだ誰も持ってきていなかった。



それに、それぞれの子がその時点で

どの程度学校のワークやプリントを

やれているかわからず、


もし それらをやった上で

さらにそういうものをやっているなら

とくに言うことはない。



でも、その時彼らはワークや教科書を

持ってきていなくて

たしかめることはできませんでした。




だから


「中間テストまでに(学校のワークと単元

プリントも)やっておいた方がいいよ。

そこからたくさん出るだろうから」


という ふわっとしたアドバイスしか

しませんでした。




ところが、定期試験まで

1週間を切った3回目の日。



この日はさすがに全員

学校のワークを持ってきていました。



「ここまでが範囲なんだね」

とページ数を確認。



でも、多くの生徒さんが

まだ1回目すらワークの問題を

全部は解き終えていませんでしたガーン



それを踏まえて

少しでもこの勉強会の時間内に

どんどん解いて、わかるようになって

帰ってもらおう、そんな感じでした。



でも、当然ながら、

そこまで進められたとは思いません。



残った問題を

あと数日でどこまで頑張れるか。



「頑張ってね💪」

と言ってさよならしましたが......







それからいろいろ思いました。



風船10年以上前、中学生だった息子と

勉強した時のこと。


風船テスト数日前の息子の様子。


風船そして、テスト前2週間の様子。





具体的には......


中学1,2年生の時は

テストの範囲表が配られたら

息子と一緒に

テスト勉強の計画表を作っていました。



テストの日から逆算して、各教科

何を

いつから

どれくらい    やっていくか?




息子は不登校だったので

中学校の授業はまったく受けていません。



でも、ワークや単元プリントは

購入しており


単元プリントは

普通、授業中に随時

配布されるのだと思いますが


こちらの要望で

年度始めにすべていただいておいて

家で保管。




テスト範囲表には

"ワークや単元プリントの

どこからどこまでが出ます"

というのは書いてあったので、


そして、教科によっては

"先生のお手製プリント" からも

出題する  と書かれていたので、


そういったものは

息子が週一回登校した時に

いただいてきて



範囲表に書かれたすべてを

やれば(解ければ)いい!


という状態にして

(当時は私主導で) 準備しました。




ただ


範囲表に書かれた

すべてをやれば(解ければ)いい!


といっても、当時の息子は

できない問題があると

ものすごく不機嫌、不安になり


しかも、"その問題を後回しにして

できる問題から片付けていく"

という柔軟性もなかったので


なかなか先に進めませんあせる




また

できない問題もたくさんあったので

一緒に勉強していても楽しい時間では

ないことが多かったです。




それでも、各教科

テストまでには5〜6回繰り返したので


(もちろん、2回転目以降は、

前回できなかった問題のみを解きます。

だから、後になるほど解く問題数は

減って ラクになっていきます)



さすがにテスト数日前には

不安や不機嫌はほとんどなくなっていた

と思います。




もちろん、その頃(テスト数日前)の

息子のワークや単元プリントは


✔マーク(←間違った,できなかった問題) 


(✔)マーク(←2回転目以降にできる

ようになったけど、もう一回解きたい問題)


そのマークをもやもやもやもやもやもや......

消した跡


でいっぱいでした。





今回ボランティアの会場で

そのようなワークはありませんでした。



みんな

(いいも悪いも)きれいに使っていました。




ただ、息子の場合

テスト数日前の

その状態に行き着くまでは

それはそれは険悪?そしてスパルタ?

だったなぁ……


と思いました。




できないから

なかなかやろうとしない息子に


「なんでやらないの💢

ふつうやるでしょ!」


と私は言っていました🤣


「5〜6回やれば全部できるんだから!」



範囲表に書かれたものは

すべてできるようにして

試験を受けるのが当たり前ビックリマーク


やらないという選択肢はないビックリマーク


準備はちゃんとした方が不安は減るビックリマーク


もらえるもの(点数)は

もらっておいた方がいいビックリマーク



そういう勢いでした。




息子も

テスト勉強1回転目、2回転目くらい

までは、できない問題ばかりだったので

うだうだでした。



でも、3回転目あたりから

だんだん理解度が増してくるようで


そこまでくると

息子の機嫌も良くなって

自分で頑張ってやろうという気になる。


やれやれチュー




このパターンは

高校2年生くらいまで続きました。



「ここまでやって本番に臨めば

9割は取れる


その経験が、その後も息子の勉強に

生かされたのかもしれません。


と偉そうなことを思いましたが、


私が学生時代は?というと

同じく何度も繰り返し勉強して

試験に臨むことはしましたが、

必ずしも全教科で

9割取れたわけではないので、

やはり息子のそういった能力は

すごいなと思います。


夫も感心していました。


そして、結果はいつも

安定してよかったので、

「ここまで点数取る子が、試験勉強で

こんなに親とバトルしているとは

誰も思わないだろうねてへぺろ

と、私はよく言っていたと思います。





ごねる (試験勉強前半の) 息子の

不機嫌・不安を落ち着かせるために


「今はまだ1回転目(2回転目)だから

つらいんだよ。3回転目あたりから

K君(息子)は急にできるように

なっちゃうからね爆笑



そんなふうに励まし、ごまかし

やってきましたウインク




この継続洗脳の甲斐あって?

高3あたりからは

定期試験の勉強も、受験勉強も

(まだ一緒に付き合ってはいましたが)

私はほぼいるだけ、


一緒に途中まで解いて

どっちができたできない

まるで同級生、受験生仲間

のような役割りだったと思います。




息子が大学生になってからも

計画表作りは一緒にやり

ものによっては一緒に勉強しましたが


多くの科目は


息子が私に説明をする

その前に息子が自分でノートに

重要事項をまとめておく


そんな勉強が

1人でできるようになっていました。




教員採用試験や公務員試験の筆記試験は


「自分は暗記得意だから」


と言い、どんどん自分で情報を

キャッチして、勉強をしていました。




こういうことも

実は中学生の時に

テスト勉強はこうするものだ!

と私が押付け

毎日一緒にへばりついて勉強してきた

ことが生きたかな......




そして、今の職場でも

Tさんに「この表、全部覚えなさい!」

と言われ、息子が何日かかけて覚えると


Tさんに「もう覚えたの!」

とびっくりされ、


他の人たちはそこまでちゃんと

覚えてなどいない(随時調べる)ので

息子の記憶を頼られたり、


息子がその記憶で

お姉様たちのミスを発見できたり。



あれほど「覚えなさい!」と言っていた

Tさんも、案外忘れていたり。




と、ここまで⬆は

昨日の日中に書きました。





その後昨夜は

息子とこんなやりとりがありました。



頻繁にお風呂の湯張りを

(したつもりが)できていない息子に

この日私は


「K君、お風呂湯張りした?

本当に沸いてる?」


と聞き、息子は確認に行きました。


「うん、今日はちゃんと沸いてた!」



その後


なぜスイッチを入れたつもりなのに

ちゃんと湯張りができないことがあるか


の話になり、


「ボタンの位置が違うから」


と息子は言ってきました。


⬆この言い訳は初耳でした。




何のことかと思ったら


昔の給湯器の時のボタンの位置と

今の給湯器のボタンの位置が違うと。



しかも、給湯器を新しくしたのは

もう7〜8年以上前のこと。



息子はその古い給湯器の時の

ボタンの位置や形状を覚えていて説明。



私からしたら

今のボタンすら

位置も形状も曖昧な記憶です。



私が「よく覚えてるね」と言うと、息子は


「こういうどうでもいいことは

覚えてるんだよ」 


と。さらに


「長期記憶は一度インプットすると

忘れないんだけど、

短期記憶は弱いから、今言われたこと

すぐ忘れちゃう💦」   とも。




息子とのおしゃべりの中に

記憶力の話が出て


ちょうど数時間前に

このブログ記事を書いていたので、私は


「仕事に就く時、みんな

『自分はで勝負しようかな』って

考えるじゃない?

K君は、体力、コミュ力、

暗記力記憶力、手先の

器用さってあった時、どう?」



「"暗記力" 特化だよ。

他は欠落してるから🤣」



息子がそう言ったので、二人で大笑い‼️




「(職場の)みんなも思うと思うよ。

"このコミュ力で 試験受かった" って

FちゃんとかM君とか(同じ立場の同期。

感じが良くてそつがない) と比べて

よっぽどKさんは筆記試験できたんだ

ろうなって思うでしょ笑」



「まあね。でも、今の職場でも

記憶力、暗記力が生かせてよかったね」


と言うと、息子は


「そうなんだよ。よくいろんな人から

『Kさん、よく覚えてるね〜』

って驚かれるもん爆笑



そのエピソードが出てくる出てくる!



ひらめき電球新課長が「○○の内線わかんない〜」

って騒いでいるから「××××ですよ」って

言ったら、びっくりしていた


とか


ひらめき電球窓口に来たあるお客さんのこと

(内容その他の情報)を同僚が話していて

息子が「先週金曜日に○○のことで

来ていた人ですよね」と言ったら

「よく覚えてるわね〜」


とか


ひらめき電球同僚が作成した書類を

息子がパッと見た時

なんかココは前回のと違っている

ような......と思い 指摘すると

「わ!ほんとだ💦」  だったり。




みんなが覚えていないことや

気づかないことを

息子はなぜか記憶して知っている


というのが多いらしく


他がダメでも

こういう部分で

補えることもあるのかもしれません。






話をボランティアに戻しますが......



ただ

かなり息子の勉強のやり方に介入し

そこそこうまくいったのは


息子と毎日一緒に勉強できて


息子の性格や能力(※)

ある程度わかっていて


多少無理を言っても

必要ならフォローやサポートも

マメにできる状況にあったから


だったように思います。



(※)息子がつらいのは

「暗記(勉強)すること」 そのもの

ではありません。


昔も今もそうですが、


「何を」「何の目的で」 暗記(勉強)するのか


さえはっきりとわかれば

あとはゴール目指してまっしぐら!

気づいたら到着していた!状態。


だから、公務員試験の勉強は

つらくなかったと言います。


私にうだうだしたことと言えば

「出願の仕方」や「面接試験」のこと

くらい。


また、中学3年生の一年間

息子が勉強を "週に8時間" しか

(学校の授業がゼロなのにです)

しなかったのも、

「通信制高校しか選択肢がなく、

入学するのに学力試験がないと知って

勉強をする意味が見いだせなかった」

から。


その後、中3で学習する部分だけ

空白に近かった息子は、

塾のバイトや教員採用試験で

必要に迫られ

自分で勉強していたようですが。





いつでもフォローできる息子と違い

ボランティアの時間は、月2回程度。



しかも、7月からのシフトは

まだ決まっておらず、

別の会場担当になる可能性の方が高い。


複数の会場を回るらしいので。




そうすると

思いつきであれこれ言ってしまって

その後サポートできなかったり


その子の性格に合わず

その子がもう来たくないと

思ってしまうことは避けたい。




あくまで生徒さんが

「来てよかった」と思って帰り

「また行こうかな」と思ってもらえる

対応が一番なのかなと。




そう思うと


本当はこんなことも言ってあげたら

(やってあげたら)よかったなあ

と一瞬思ったことも


実は出すぎたことになりがちで、



あとは次回のシフトにまかせて

その時その時で

自分がやれることをやるのが

いいのかなと思ったり。




息子と勉強してきたから

という理由だけでは
なかなかいい支援は難しいなぁ

そんなことも思いました。




ただ、ボランティア活動そのものは
私自身にとっては
気づきや学び、喜び、感動があって
とてもありがたいと思っています。




そして、これも率直な感想になりますが
いろんな中学生と接して
いかに息子が凸凹(だった)か
感じますウインク


得意 不得意
できること できないこと

「勉強」と「それ以外」に分けたときの
全体的な感じが
皆さん"平坦" なことに驚きます。



どうしても
息子を基準に見てしまうので

「それ以外」 の部分が、全員素晴らしく

中学生ってこんなにできるんだ‼️

中学生ってこんなに気が利いていて
すごい‼️

時にはその気づかいに
申し訳なさを感じるくらいです。



まだ息子に似た感じの子には
出会っていません。


いろんな先入観なしに
誠実に対応していきたいと思います。


そして
継続的に同じ生徒さんに関われる
わけではないので難しいと思いますが

できる限り
教材の選び方、取り組ませ方、
言葉かけ、学習環境の作り方など
その子その子に合った工夫を
見つけていけたらいいなと思います。





鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥



だいぶ前にいただいて
もったいなくて食べられなかった
チョコレートでコーヒータイム☕️


おいしかった〜✨

コーヒーが
いつも以上においしく感じました!





ミニトマト🍅




マリーゴールドがみな大輪で美しいルンルン




ユリはまだこのオレンジ色だけ
花が咲いています。





ローズマリーとラベンダー。
ボリュームが増しています。


ミツバチの姿はまだありません🐝






お読みいただきありがとうございました。