こんにちは。ふるりえです。
新年度になりました。
社会人(公務員)になって2年目の息子。
今朝は
緊張して眠れなかった
と言って起きてきました。
異動はないので
また同じ職場、同じ課で仕事ですが
メンバーが入れ替わったり
自分に課せられる仕事が多かったり
昨年の4月は新採研修で
ほとんど息子は職場にいなかったので
今月しばらくは 初めてづくし。
「緊張するー」
それでも
一昨日は横浜に友人とライブに行ったり
昨日は
頭痛や胃痛も少しだけ訴えましたが
機嫌はそんなに悪くなくおしゃべりも6時間コースや
8時間コースにはなりませんでした。
息子は
新年度になる前 (先週) にも
課の中でバトルを繰り広げ
話を聞く私はハラハラドキドキでした。
「なんかこのところ
毎日(自分が)怒ってる。
人が変わったみたいだよ」
とか
「昨日も夢でバカボンさんを
怒鳴ってた。
バカボンさん ミス多すぎて」
とか
「リーダーさんとSさんのバトルも
すごいし、Uさんとバカボンさんも
バチバチだし。
こんなところに新採さん来て
大丈夫かなー
今年度のメンターさんみたいに
全体を見て動く人がいないのがこわい」
とか
「今日はどうしても納得いかなかったし
『このまま4月からもこうじゃ
まずいな』と思って、
まわりみんなに知ってもらえるように
ちょっと煽った」
最後の煽ったというのは
バカボンさんが窓口でミスをし
⬇
Tさんに怒られ
⬇
バカボンさんは怖くて息子のせいにし
⬇
息子とバカボンさんが一緒に
Tさんから怒鳴られ
⬇
そこはすぐに息子も
「その失言は僕は言ってませんよ!
言ったのはバカボンさんですよ」
と言えました。
でも、そのあとも
Tさんの怒りは収まらず、
(Tさん、久々の爆発💥)
冷静さを失った"決めつけ"で話を進め、
息子とバカボンさんを怒鳴り散らした。
(息子に対してはそれほど
怒っていなかったようですが
Tさんの決めつける理論、解釈が
Tさんの経験からの推測に過ぎず
法律的に根拠がないように思えて
そこを息子は譲らず、バトル)
Tさんはああいう風だから
なんかみんな『Tさんが正しい』って
信じちゃうんだよ。
でもTさんも、結構間違うよ。
ここでTさんの言うとおりにしたら、
4月からまずいと思ったんだよ!
実はこの日の前日、TさんはO課長に
「お世話になりました〜」と言って、
"餞別の品" を渡していて、
O課長はすごく驚いて(戸惑って)いた
そうです。
O課長は、お隣の課に異動するだけ。
でも、Tさんだけが
その日そういう行動をとっていて
息子は異様に感じたようです。
「ありゃー、賄賂だね」
新年度、Tさんがこの課に残れることに
なったのは、O課長のおかげ?
その感謝の気持ち?
いずれにしても気味が悪い。
そして翌日のこの日
O課長がいない時に
またTさんは怒鳴った!
「賄賂贈って安心しちゃったんだね」
⬆この日息子は家で最後は
こう言って笑いましたが、
しばらくはTさんの判断に釈然とせず
バカボンさんの態度にも
呆れ困っていました。
職場での話に戻って......
でも、息子はかなりTさんの解釈に
たてつき、結論は出ず。
この日バカボンさんは
初めて自分がかなり怒鳴られたので、
怖かったのでしょう。 息子に
「ほら、Kさん(息子)
Tさんに謝っといた方がいいわよ」
と言ってきた。
これにも息子はムカ💢
謝る理由なんてないと思い、謝らず。
翌朝バカボンさんは
O課長にこの件を正しく報告し
息子とTさんで議論した判断は
何が正しいかは分からないままだけれど
これからの方針が
みんなで納得できたので、よかった
ということがありました。
息子はもう
Tさんのこういうことは慣れて、
バカボンさんが絡んでいなければ
息子なりの対処法があって、
そこまでこじれずに
Tさんの振り返りを促す行動が
とれるようになってきたそうですが、
「いや〜、今回のパターンは初めてで
参った🤣
Tさんとバカボンさんの化学反応
ヤバい。来年度どうなるか💦」
バカボンさんは
これまでの "お客さん" の身分と違って
"正式メンバー" になったことで、
このところ
前の課での"お荷物ぶり"が
たくさん出てきたと言います。
そんなバカボンさんでも
怒鳴られた翌日は
昼休み中から14時過ぎまで
ずっと窓口業務を続けたようで、
彼女はある病気で通院しており
決まった時間に食事と服薬が必要らしく
あとでO課長が
バカボンさんに謝っていたらしい。
息子にとっては慣れっこでも
"Tさんから怒鳴られること" は
これだけダメージが大きいということ
なのだと、ため息が出ました。
バカボンさんのお荷物ぶりに
息子は夢でも怒っていましたが
さすがにこのエピソードには
ちょっと思うところがあったようです。
さて、昨年度最終日
息子の職場では、それぞれの人が
異動する人たちとの別れの挨拶を
交わしていました。
課によっても、人によっても
様子は様々。
息子はメンターさんとは
最後に話をしたかったので、
先にその他の人たちのところに行って
軽く話をしたそうです。
O課長のところに行って
「お世話になりました」 と言えば
O課長からは
「Kさん、お疲れ様ね。 といっても、
まだ今年度の〇〇とか残っていて
4月に入っても、私見るから。
よろしくね。 それから
今日は力仕事、本当にご苦労さま。
席も新しくなって、私の席から
(Tさんと息子が隣り合っている席)
よ〜く見えるから、見てるからね!」
と
No.4上司からは
「Kさん、お兄さんになったから
今度は広々の席ね!」 と
新年度からの席は、横並びに
Uさん、息子、Tさん、バカボンさん。
しかも、息子とTさんの間に
サブテーブルが置かれたそうです
息子は、これがありがたいと。
課の中で一番話が通じるUさんとお隣で
仕事上絡みの多いTさんは
お隣りなので聞きやすいし、
これからはTさんから
"立たされて" 怒鳴られることは
減りそうです
何より
Tさんとの間にスペースがあるのは
気持ちが楽、でしょう。
お隣の課では
みんなで仲良く記念撮影をしたり
楽しそう。
その一方、息子の課は
異動するのがメンターさんだけ。
みんなで何をする でもなく
メンターさんに対して素っ気なかった。
TさんもSさんもメンターさんとは
ほとんど言葉を交わさずに退庁。
リーダーさんは、少しだけ話して帰り
Uさんはしみじみと
「もうこの課に長くいるの
メンターさんと私だけだったのにねー
寂しいわ」
と。 この感じが私の中での普通かと。
メンターさんに素っ気なかった
Tさんは、前日にO課長に"賄賂"。
Sさんもこの日 O課長には
だいぶ話していたようです。
"媚び媚び"?
(⬆のは、どちらも息子の主観です)
息子とのおしゃべりの中で話したことは
Sさんにしてみれば
メンターさんが息子にばかり
いろいろ教え、
Tさんからしたらメンターさんは
変な知恵を息子にさずけ、
気分が良くなかったのかな?と。
Tさんはこの日息子が、ある件で
メンターさんから教わった
応用的なことをTさんに話し始めたら
Tさんは
「もうそんな応用編はいいから💢」
と言ったそうです。
"事務分担表" 作成の時も
メンターさんはいろいろ意見してくれ
息子にとってはありがたかったことも
彼女たちにとっては
やはり気持ちのいいものではなかった
のかもしれません。
メンターさんはこの時間
自分だけ誰からも話しかけてもらえず
「かなりしょんぼりしてて
かわいそうだった」 と息子はいいます。
そして息子が
最後にメンターさんのところへ。
そこから、定時がすぎても
しばらく二人でしゃべってきたそうです。
メンターさんは
2月末の息子と二人での反省会の時は
「私、3月〇日以降(異動先発表後)は
しゃべれなくなるので、
それまでにわからないことは
聞くようにしてください。」
メンターさんのこういう言い方にも、
メンターさんの不器用さが出ているね
と息子と笑ったものでした。
でも、異動発表後 少し経ち
息子の"メンター"としての報告書を
メンターさんが上に提出したあとは、
大仕事を終えて安心したのでしょうか。
「これで報告書 提出したので
大丈夫ですから」 と言って、
急に穏やかに優しくなった
そうです。
これも息子と私の予想ですが、
メンターさんはとても真面目な人なので
「Kさん(息子)を立派に育てなければ!」
という思いが強く
でも思うようにいかない(理想も高い‼️)
から焦るし不安だから、ネチネチ怒る。
これまでを振り返りと
おかしな発言が多かったですが
実際には言葉とは裏腹に
いいアドバイスをくれていたり
かげで息子のサポートを
かなりやってくれていたりした
と息子はいいます。
課全体のことを常に考えて
メンターさんだけ
他の人と違った動きをしていたから
何とか課の業務が回っていた
とも言います。
こういう人がいなくなると
どうなるか❓
それはともかく
メンターさんからは3月後半は
✔ 息子がこの一年で成長したこと
✔ もうメンターさんから息子に
伝えられることはないということ
✔ メンターさんができなかった業務も
ここまでできるようになったことに
自信をもってほしいこと
✔ これからはほかの人たちに聞かれる
立場になるから頑張ってほしいこと
✔ 期待しているということ
など言ってもらえたらしく、
毎日息子はうれしそうでした。
その他、最終日までメンターさんは
いろんな引き継ぎを細やかに
やってくれたり、
"新課長対策" についてのアドバイスを
くれたりもしたそうです。
息子は最終日の前夜に
メンターさんに
スタバのチケットをLINEで送りました。
メッセージを添えて。
送るタイミングも考えて。
翌日、メンターさんは
とても喜んでいたそうです。
メンターさんは
甘いものが好きではない人。
食べ物の話もあまりしなかった。
でも、スタバだけは大好きで
スタバのいろんな思い出話や
好きなメニューの話を聞いていた息子。
だから、このチケットを送った。
そして喜んでもらえてよかった。
息子がメンターさんからもらったもの
の一つが、ハンカチ。
これがまた、かわいい!
ペンギンが9羽描かれていました🐧
20代男性に贈るには
万人受けはしないと思います
でも、息子も私も
かわいいハンカチ💙と思い、
メンターさんの気持ちがこもっていて
うれしいなと思いました。
まだまだメンターさんとの間が
険悪だった昨年の夏、
かわいい絵のついたポロシャツを
息子が職場に着ていったら、
メンターさんは食いついてきた!
和むキャラクター。
それを身につける息子も
メンターさんの気持ちを
わずかながらに和ませた?
そして、息子が"かわいいもの好き"
という認識(LINEスタンプやハンカチ
タオルなど、気にして見てくれていた
のかもしれません)も、
メンターさんにはあったのでしょう。
メンターさんは厳しい人でしたが
やはりお姉さんでした。
ファミリーでした。
これでしばらくは
会うこともなくなり
これからわからないことがあった時
メンターさんに質問したいと思っても
メンターさんはずっと
「私は次の職場で
これまでと違う課だから
新しい仕事を覚えるのに大変。
だから、安易に
質問などしてきてほしくない」
そんな雰囲気を醸し出していたそうです。
ところが
3月下旬に一度メンターさんが
新しい職場に行ったところ
課は違っても
メンターさんが任された業務が
かなり今息子がやっていることに近い
ことがわかりました。
ということは、新年度
メンターさんも息子たちに
問い合わせてくる可能性がありそうです。
だから息子も
気軽にメンターさんに連絡できそうで
ちょっと安心していました。
このように
メンターさんと最後は
いいお別れができた息子。
たくさん学び
しっかり育ててもらい
お互いを尊重できて お別れ。
しかもこれからも
また仕事上のお付き合いが続く気配。
新年度初日の今日、息子は早速
メンターさんからもらった
ペンギンのハンカチをもって
出勤しました🚴🐧
「かわいいよね!」
「ほんと、かわいいよね。
ペンギンたち、みんな『頑張って!』
って応援しているみたいだよね」
と言ったら息子は
「なんか、応援されているっていう
圧を感じるよね、メンターさんの」
そうは言いましたが
昨日の段階で
このハンカチを今年度初日に持っていく
と決めていたのは、息子でした
そして今朝は......
お読みいただきありがとうございました。