こんにちは。ふるりえです。



このところ人気の「ちいかわ」


大学4年生の息子もちいかわが好きです。



『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』

は、イラストレーターのナガノによる

漫画作品。略して”ちいかわ”。



「自分は小さくないから

さくてかわいいやつ”にはなれないけど、

地域の変わり者(ちいきのかわりもの)

だから大丈夫ウインク



そんな息子はおそらく

ちいかわたちと自分自身を重ね合わせて

ストーリーを楽しんでいるようです。





基本的には、

”ちいかわ”とその友だち”ハチワレ”、

”うさぎ”が送る日常を描く物語。





ちいかわを含めた主要なキャラクターが

「仕事で収入を得て暮らしている」

という現実的な設定。



不条理かつシビアなストーリー展開が

特徴のようです。




私は

ちいかわの漫画を読んだり動画を観たり

したことがなくて、

息子の話を断片的に聞いているだけなので、

このブログを書きながら

ようやくここまでわかりました😅




これまでブログに何度か書いてきましたが、
息子が一番好きなキャラクターは”うさぎ”。


それだけはわかっていたので
先日東京に行ったとき
こんなお土産を買ってきました。
⬇⬇⬇
ぬいぐるみ以外の反応はイマイチ汗


ぬいぐるみはとても気に入って
早速”おともだちしりいず”の仲間に入れ
息子の定期試験の応援をしました!



大学の定期試験当日
「大学近くのお店でコレ売っている
らしいよ」という情報をLINEで送ったら、
その日試験のあと早速買ってきましたビックリマーク
入浴剤。まだ使っていません。



息子は動画でストーリーを楽しんでいて
時々
「ちいかわ発達障害説が出てるよね」
と言います。


この日も、息子と私のおしゃべりの中で
友だち付き合いの難しさについて
いろいろ話していました。


教職のかわいい後輩Gちゃんが
教職仲間たち(同級生)に
あまり馴染めていない感じを受けることや

ラーメン屋に行く行かないでいろいろあった
息子の同級生グループの人間関係の難しさ
など

どちらの話も
「息子自身」がつらい思いをしている
ということではなく、
”力関係”や”コミュ力”の話を
いろいろしていました。
”自分の思いや気持ちを
適切なタイミングで的確に伝えることは
難しい”
そんな流れから
息子はちいかわの話を始めました。


「”ちいかわ”がさ、
ラーメン屋に行くんだよ。
”郎”っていう、多分次郎系ラーメンの
イメージなんだろうけど。
それで、ラーメン注文するんだけど
うまくしゃべれないんだよ」


「でも、メニュー表見せて『コレコレ!』
って指させばいいんじゃない?」


「いや、麺のゆで方とかトッピングとか
そういうのは、言わないとダメなんだよ」


「あ~、そうか......」


「”ちいかわ”さ、きかれ『う~、う~💧』
ってなっちゃって。
でも友だちが言ってくれて
頼めたんだけどね」




おそらく、息子がみたストーリーは
これ⬇なんじゃないかと思うのですが......

頭が白いのが”ちいかわ”
頭が青いのが友だちの”ハチワレ”
だと思います。


ラーメン屋でうまく注文できるように
”ちいかわ”と友だち”ハチワレ”は
いろいろ事前に練習して
いざ「郎」へ!


上の漫画で、
”ハチワレ”は「ニンニクカラメ!!」
と無事注文できて
「できたッ...」とボソ...と言っています。
でもその隣で”ちいかわ”は
オロオロしているところで終わっています。




すると”ハチワレ”が
「こッ...  こっちもッ.. ニンニクカラメで!!」
と言って、二人でおいしく
ニンニクカラメのラーメンを堪能できた♪



ついでに、
「食後にテーブルを拭くこと」も「会釈」も
事前に練習して律儀に実行したのかなあ💛
と思いました。




私は、息子と話したときは
まだこの漫画はみていませんでした。


そして何気なく

「よかったねぇ!困ったときに
そういう友だちが”ちいかわ”にはいてくれる
っていうのが大きいんだよね」

と言いました。すると息子は感動しきって

「そっか~!
そういうことなのかぁ!
自分でできなくても
助けてくれる人がいれば
大丈夫っていう生き方も
あるよって、ちいかわは
教えてくれてるんだー!」

「そうだね。”自分でできる”ってことも
大事だけど、それ以上に
頼れる人が自分のまわりにいる
っていうことは、
これからすごく大事だよね」


息子は自分がダメダメな時期が長くて
「自分で何とか頑張らないと!」
という思いが常にあって
日頃頑張っていると思います。


もちろん家では
アスペルガー受動型らしく
私にやってもらって当たり前
と思っていることもとても多いのですがあせる

外ではかなり意識して
自分で何とかしようと動いているように
感じます。


時には、他人に頼ったり頼んだりしても
よさそうなことも、

私に言われるまで
「考えもしなかった」
「それもそうか」
「いや、でもそれはよくないよ」
いろんな反応をこれまでしてきました。



でも、大学生活の中で
息子自身もいろんな友だちから
頼られたり頼まれたりしてきて
以前よりは
まわりに頼ること、頼むことが
できるようになってきたかな?


「自分が助けたことのある人には
その分だけは遠慮せずに頼ってもいい」

そんな基準が息子にはあるようです。




先日、ゼミの最初で最後の食事会があり、
そのとき

ゼミの先生も言ってた!
ゼミの先生、英語で論文書くとき、
いつも○○○先生に文法チェックして
もらうんだって!ゼミの先生
『お前たちもそういう人と
仲良くなるといいぞ』って言ってた!」


 

○○○先生というのは
息子の大学にもう何十年もいる
オーストリア人の先生で
息子もフランス語を教わりました。


以前からゼミの先生には
ゼミの先生と○○○先生が仲が良いことは
聞いていました。
そして○○○先生が
とても優しい先生だと息子も知っています。


○○○先生の母語はドイツ語ですが、
フランス語も英語もできる方。
日本語も漢字はいろいろおもしろい間違いを
するそうですが、話せるそうです。
ゼミの先生と話すときは英語だそうです。




たとえ自分でできなくても
それができる人と仲良くしていれば
助けを求められる。

そういうことも大切だ。


ということを、息子は”ちいかわ”からも
ゼミの先生からも学んだようですニコニコ




「自立すること」というのは
「自分で何でもできること」
と考えがちですが、
「頼れる先を
たくさんもてること」

であるときいたことがあります。




大学入学時には
「困ったときに相談できる窓口がほしい」
と大学にお願いし、
大学の健康管理室のK先生が
窓口となってくれました。


でも、実際には
「窓口がある(➡いざとなったら
K先生に相談すればいい!)」
と思えるだけで安心できたのか、

K先生に相談に行ったのは
ほんの数回だけで

あとは息子がその時そのときで
いろんな人に相談しながら
問題解決をはかれるようになっていった
気がします。




息子は春から
新しい環境で仕事を始めることとなります。


困ること、できないことも
たくさんあることでしょう。



でも、大学4年間で
いろんな人に助けてもらったり
相談にのってもらえたりして、

人とのつながりの大切さ、ありがたさは
十分に感じられるようになったと思います。



息子は幸い人に関心があります。

発達障害の特性上
「自分を見る鏡」の性能は
あまり良くないかもしれませんが、

人一倍(小説など)本を読み、
また、SNSで
発達障害の人ともたくさんつながっていて、

そういうところから、
自分というものを客観視して、
集団の中でうまくやっていくために
必要なこと(⬅まわりの人にとっても
息子自身にとってもキラキラ)を
意識して学んでいると思います。



ゼミの食事会でも
大学1年生のときから息子を知っている
ゼミの先生から
「成長を見ることができて本当にうれしい」
と言っていただいた息子。

大きな自信になったことでしょう。




鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥鳥



今日のコーヒータイムは
いつものコーヒー豆店の「なごみブレンド」
とパイナップルケーキを。



紅梅をイメージした木皿。
一枚のチェリー(桜)の板から
削りだしているそうです。

桜の木は華やかな色合いで、
材質も堅くて丈夫。割れにくいそうです。

ウォールナットのトレイも
同じ職人さんの作品。

どちらも一枚板から削りだしていて、
削りの模様が美しく優しく
コーヒータイムがより
穏やかなものに感じられて幸せです。


今更ですが
裏にも丁寧な掘りが施され、
「駱駝屋」というお店の名前どおり
可愛らしいラクダの焼き印がありました!

本当に美しいです!



チューリップの芽が出てきましたチューリップ



お読みいただきありがとうございました。