でも、チャレンジは教材としてだけでなく、毎月届く科学読物も、良かったんだよねー。
何か、代わりになる、良い科学読物はないかしら?
と思って、行き着いたのがこちら。
今年になってから、定期購読をはじめました。
創刊以来90年は経つという、老舗の科学雑誌。
すっごい面白いですー!
タロウも、うちで買う前に、実は学校の図書館で度々読んでいたらしい。
そんなわけで面白さは良く知っていたらしい。
毎月届くのを今か今かと待ちわびて、届くとむさぼるように読んでおります。
ちなみに、この雑誌は「子供たちの共通物」として購入してます。
よってタロウだけでなくハナにも読んで欲しいのですが、
彼女にはまだ、やっぱりちょっと難しいみたい。
もう少し大きくなってからだと楽しめるかもねっと。見守りモード。
今月号の特集は、「サイエンスなんでもランキング」
大好きな「周期表」も取り上げられてた!
しばらく読みふけっていた彼でしたが…
「この記事、違う!この記事は間違ってる!!」
と言い出した。何事!?
「だって、沸点のランキングが、タングステンが2位になってる。
タングステンの沸点は5657度のはずだよ。
(この記事では)5555度になってる。100度近くも違う!」
え?タングステン沸点、覚えてたのね…(^^;
あ、ほんとだ
沸点の高い元素ランキング。
1位がレニウム5596度、2位がタングステン5555度。
確かに、彼の言う通り、タングステンの沸点が5657度なら、レニウムを抜いて1位になるわけで。
「でも、出典【理科年表】など、って書いてあるよ。
データは間違ってはいないんじゃない?」
「いや、違う!だって、ここにもそう書いてあるもん」
と、取り出したのは
#この本も面白いですよー
どれどれ…、あっ、ほんとだ!
タングステンの沸点、5657度。
なんせ、彼にとって、タングステンは「沸点が一番高い」という理由で、大好きになった元素ですからねぇ。
タングステン製の剣があればなぁ!最強なのに!なんて夢ふくらませてたり、
かつての番組「ほこたて」でも、「日本タングステン」という名前に反応してたり。
過去記事
「夢のドリル」
タングステンの沸点にはうるさいヤツなんです。
へーって思って色々確認してみた。
我が家のトイレに貼ってある、ニュートンの周期表特集の付録ポスター
ほんとだー!タングステンの沸点5657度!
さらに、我が家の本棚にある、周期表の本を色々引っ張り出して調べてみた。
タロウ's ファースト・バイブル、「科学キャラクター図鑑周期表」
お、これは、、沸点5555度と表記。
この本も可愛い!面白い!傑作。過去記事こちら
こちらには、沸点5660度との表記。
そしてこの本では…
最高点5700度!
しかも、「元素の中で最高の沸点を誇る」 ってハッキリ書いてある。
この本でも、
沸点は5700度。
以前、母子して「元素の歌」にドハマった「世界で一番美しい元素図鑑」
過去記事こちら
この図鑑では、タングステンの沸点は5555度でした
見事に本によってばらつきがある!
これは、どういうこと?
「これは多分さ…、
本の発刊年が最近のやつは、温度が高いんだよ。
だから、(温度が低い記述は)情報が古いんだよ。
最近になって新事実が分かったんじゃない?」
↑タロウの見解。
そうかもねー、って返しましたけど。
はてさて、真実はどうなのでしょうね?
周期表は、読み込めば読み込むほど色々な発見があって、本当に面白いです。
それにしても良く気がついたね。
これをきっかけにして、家中の周期表関連本をひっくり返したりして、
良い経験ができました。
(いつのまにか、こんなに周期表の本を買い込んでいたんだという事も再発見(^^;)
。。。
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