「虹色教室」は、大阪のとある場所で運営されている、算数教室です。
主催者は、未来奈緒美さんこと、奈緒美先生。
長年沢山のお子さんを見て、指導してこられた奈緒美先生の、独自の視点で綴られた「虹色教室通信」 ブログは、今や沢山のママからの支持を集めており。
奈緒美先生は幼児教育のカリスマ！といっても過言ではありません。
（実は何回か、当ブログにも「虹色教室通信」で、当ブログ記事へのリンクを貼って頂いたことあるのですが。 その度ごとにナニゴトカと思うくらいのアクセス数をたたき出しまして…。
「遊びが育てるやる気と 問題を乗り越える力１」
「遊びが育てるやる気と 問題を乗り越える力２」
あらためて、先生のカリスマっぷりを伺い知りましたw）
思うに、先生の深く、的確で鋭い幼児教育への視点。
子供の可能性を信じ、臨機応変な柔らかさをみせつつも、子供を論理的に確実に「引っ張る」その明朗な姿勢が、沢山のママたちの共感を生み、慕われているのかなと。
。。。
さて、そんな奈緒美先生が。
色々とご縁があり、我が家にお越し下さることになりました。
初めてお会いした先生は意外なほど（？）、物静かで、穏やかなイメージの方でした。
先生とはこれまでも何回か、人を介してメールを介してのやりとりはあったのですが、お会いするのは今回がはじめて。
「タロウ君やハナちゃんにも会いたい」とも仰ってくださったので、タロウの下校時間と合わせて、先生とタロウの邂逅も果たしました。
（ちなみにハナはというとずっと寝ていて、途中から起きて来たのだけど人見知りで先生にほとんど近づかず、残念）
タロウは突然のお客様にビックリした様子を見せながらも、先生の穏やかな物腰にすぐに馴染んだ様子。
「タロウ君、工作得意なんだよね。一緒にやろうよ♪」
との誘いに嬉々としてやって来て、あっという間に馴染んで一緒にワイワイと工作に興じておりました。
その辺にあった紙で、どんどん工作。
これは「仕掛けのある線路ジオラマ」作り。
しかし、見ていて感じたのは、先生の「リードのしかた」「指導のしかた」がとてもナチュラルで強制せず、しなやかであること。
「ここをこうしなさい」という方法にこだわらず、あくまでも自然で、子供自らの「ヤリタイ！」って気持ちに水を差さずに見守ってくださる、その姿勢に感じ入りました。
先生からは、「タロウくん、みてみてーこんなアイデアがあるんだよ」と、先生からのアイデアを『提案』したりもするのですが、タロウがそれを見て乗り気でなく、全く別のことをしていても否定せず、「それもすごいね」と、タロウ側に乗ってきてくれます。
しかしいつのまにか、二人で会話しながら工作を続けるうちに、タロウのアイデアで作り出したものに、先生のアイデアの作品を『合体』させてみたりと、いつのまにか先生のアイデアも入ってきたりして、面白い。
今回、先生からは「正方形状の紙から三角錐を作る方法」を教えてもらったのですが、
それがいつのまにかタロウ作のジオラマに加える、「噴火する火山」になったりして。
そんなふうに、アイデアを出し合い、吸収しあう。
そしてどんどん工作を作り上げて行く。
タロウの突拍子も無い行動（？）もウンウンとうなづいて、スゴイ面白いと褒め、穏やかに楽しく会話をしながら導いてくださるその様子は、見ている私も心安いですし、「こりゃー、子供も楽しいわ！」と。
先生の教室に通っている子供たちは、ホント楽しいだろうなぁと！！
羨ましく思ってしまいました(笑)
（いやしかし、考えてみれば先生の教室に「通いたくても通えない」親子のために、虹色教室通信があるワケです。ブログにはそんな「楽しい指導」のヒントが沢山です。）
んでね。
私もこれまで、なんとなーくの経験や、カン、そして自分の体験で、「これは子供にこうして指導すればいいんじゃないかなー」と思っていたことが、奈緒美先生の的確で論理的な説明により、「やっぱりそうだった！」と。確信に変わりました。
私自身は二人の子供しか育てておらず、なんとなくの経験に基づいていた子育て法で、
「これで、私はいいと思うんだけどなー、でも育児は人それぞれだし、違う方法もあるかもしれないなー」
なんてなんとなく思っていたことを、
「それは、コウで、コウだから、コウなんです。 だから、それでいいんです」
と、明確な論理と、圧倒的な先生の経験値で後押ししてもらった、カンジ。
ありがとうございました、奈緒美先生。
とっても楽しくて、子供とともにポジティブになれる一時でした！
。。。
数話ほど続けたいと思います。
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