家族ぐるみの友人家族に我が家にお越し頂き、「こどものひパーティー」をしました。
つっても、皆でちらし寿司を食べたってだけなんだけどー。
嵐の前の静けさの写真。
この直後、子供たちは、ドスンバタンと、所狭しと我が家で遊び倒していました。
さて、
タロウの2歳年上のR君は、恐竜好きホネ好きティムバートン好きホラー好き、と、嗜好が私にすごくよく似ていてー。
とっても話が合うので、一緒にいても楽しいのです(笑)
ま、一方で、とっても元気がよくて「男児らしい男児」でもあるので。
R君ママはしょっちゅう雷を落としていましたけど(^^;
ま、男の子は、元気が一番!
(…っていっても当事者の母親ともなると、気苦労も多いのですがねー。私も含め)
そんなことを思う、「こどもの日」なのでした。
。。。
人なつっこく好奇心旺盛なR君ですが、私にも傍に寄ってきては色々な話を振ってきてくれます。
R君
「ねぇ!こんなことあったらどうする?
人間の身体からー、心臓がいきなりなくなっちゃうの!」
私
「えー人間から心臓がなくなったら!?
そんなことしたら、死んじゃうでしょう」
R君
「ううん、それでも生きてたらどうする?」
私
「いーや、死ぬね。 ねぇ、心臓が身体のなかで、どんな役割をもってるか知ってる?」
R君
「知らない」
私
「心臓ていうのはね、身体の中に血液を送るポンプのような役割をもってるの。
血液は、栄養や酸素を身体中に運ぶわけ。
だから、そのポンプが壊れちゃったら、栄養や酸素が身体中に行き渡らなくなって…」
R君
「そっか、死んじゃう!」
てなところまで話したのですが。
私
「あっ、でもさ。心臓がなくなったとしてもよ…
代わりに、人工の心臓があったとしたら!? 生きられるんじゃない?」
と、そこで横で聞いていたダンナが介入。
「人工心臓なんて、ないよ!」
ええええー?
「なかったっけ? 心臓の手術のときは、一時的にでも人工心臓使うじゃない! だからあるよ」
「まぁそういう『人工心肺』はね。 でも人工心臓は、ないっ」
少々モヤモヤしながらも、肝心のR君の興味も他に移っていたし、ダンナの勢いにも押されて「そう?」と答えた私でしたが。
なんだかモヤモヤが収まらず、R君一家が帰り、我が子等も寝静まった夜中に。
「人工心臓」について検索してみました。
。。。
全置換型の人工心臓は、かつてはあった。
それは「アビオコア」というチタンとプラスティック製の埋め込み式人工心臓で、アメリカで余命いくばくもない患者に、合意のもと臨床実験が行われたとのこと。結果、十数ヶ月の延命をはたした患者もいたが、結局は倫理的な問題から開発が中断された。
補助的な人工心臓は、現在も心臓手術などのときに使われている。
また、心臓の動きを助ける補助的な埋め込み式人工心臓も、(第二世代:エバハート 第三世代:デュラハート)現在治験が行われている。
。。。
のだそうで。
全置換型の人工心臓は、現在実質上製造されていないので。
「ない」と主張するダンナは、ある意味正しかった訳ですね。
そもそも、私がなんとなく、人工心臓について「ある」と思っていた要因は、こちらの番組 でした。
それは「補助的な埋め込み式人工心臓」であるデュラハートの開発話だったのですねー。(今知った)
うーん勉強になったわ。
R君とのやりとりに関しては、
「心臓をまるまる取り出して、人工の心臓にして命を生きながらえさせるという方法は、昔はあったけど、色々問題が出たので今はない。でもいつかは出来るかもしれないよね」
と答えるのが正しかったのかな。
なんてことを、思いつつ。
でも、あの場面で、あの流れで「ない」と断言するのはおかしな話でしょー!
全置換式人工心臓についても過去には「あった」訳だし、その製品も機能的な問題で製造中止にはなったわけではないとのこと。
そもそも心臓の機能の話と、人工心臓の可能性の話をしていたのだからさっ
なんて、悔し紛れに夜中にダンナに噛み付きまくった私なのでありました;
えへへ。しつこくて、ごめんねー
ま、でもね。
でも、彼が茶々を入れてくれたことで、私ももう少しちゃんと調べよう、という気持ちになったのも確かなので。
そういう意味では感謝しておりますヨ!
人間、刺激がないと発奮もしないものなので。
「正しい」知識を模索しつつ、ケンケンガクガクしながら、人間向上していきたいものです。
。。。
「ほんと、負けず嫌いなんだから…」
「まるで、『ぷっ』すま の絵心クイズで、似ても似つかない絵を描いて
コレは似てると強引に主張するユースケサンタマリアのようだ」
って、悪かったわね!
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