じっくり大人が子供の「気持ち」に寄り添うことで劇的な歩み寄りがあった、という記事を書きましたが。(参照記事 )
振り返って、我が家の兄妹ゲンカを見てみると、ついつい私が余計な口出しをしていたことが多かったな~と、反省しました。
でも、年齢が4歳違う、タロウとハナのケンカだと。
たとえばモノを取り合うようなケンカだと、タロウが口でも力でも理屈でもハナを圧倒してしまうのですよね。
ふとんを取り合ってケンカする図
ハナもハナなりに兄に対抗して、必死に横取りしたり、奪ったり、自分のものだと主張したりもします。
結局は兄に奪われるのですが、奪われたハナは悔しくて、
とやってしまう。
そうすると、タロウがギャーと泣きわめき、私に言いつけにくるのです…
「ハナちゃんが、ぼくを3回もぶった~!!!」
またぁ~~~??
で、私はその度ごとにハナの傍に行き、
「ハナちゃん。ぶったらダメでしょ。にーにが痛いって言って泣いてるよ。ちゃんとナデナデして、ごめんなさいを言いなさい」
で、しばらく説得してハナからタロウに謝らせるという。
(ま、ハナは案外の事、素直に謝るのですが)
「もうっ!ハナちゃんはすぐにぶつんだから~! もうしないでよっ」
と、タロウがしぶしぶ許す、の図。
しかし次の日になったらまた同じことの繰り返し…
(ハナも、兄ならぶっていい、と思っているフシがある)
もう、エンドレスですよエンドレス。
かなりメンドクサイ!!
きょうだいゲンカは、親はあまり関わってはいけない、という話も聞きますが。
でも、やっぱり私は、暴力行為は見逃したくないという気持ちもあり。
タロウもね~~~、6歳児が、2歳児にやられて泣くなよ! とか。
もう少し、小さい子に譲りなさいヨ! とか。
ハナも、言葉がうまく話せない分、手が出てしまうのかもしれないけど。
おにいちゃんのものばっかり奪うんじゃありません!あなたは自分の持ってるでしょ~! とか。
言いたい事は沢山あるんですけど。
でも、前回学んだ教訓もあり、私もちょっと口出ししすぎていたかなぁと。反省しました。
なんてことを思っていた、先日の朝なんですけどね。
タロウより早く起きて来たハナが、ダイニングテーブルのタロウの席に陣取り、朝ご飯を食べていました。
ここは、彼女のお気に入りの席なのです。なぜなら兄の席だから!
(下の子の特性なのでしょうが、何でも、上の子のものが好きなんですよねー)
そこに起きて来たタロウ。
「あーー!ハナちゃんが僕の席に座ってる! ダメだよー!そこ、ぼくの席ー!」
と、言って奪い返そうとしましたが、ハナも譲りません。
「やーーー!」
「あ、ごめんね、タロウ。ハナちゃん、ここに座りたいって言ってたから座らせてあげたの。タロウ、寝てたし。いいかな?」
「ダメーーー!!返して!どいてっ!」
「いやーーーー!!」
で、ケンカですよ。 んもー
ここにハナを座らせたのは、失敗だったかなぁと。後悔する母。
いつもだったら、ここでハナにギャースカ泣かれてしまうのはメンドクサイので(朝は忙しいし…)、タロウに「おにいちゃんなんだから、譲りなさい!」と言ってガマンさせることが度々だったのですが。
今回は、少し考え直しまして、以前の実験と同じく、「お互いの気持ちに寄り添う」ことに撤してみることにしました。
なんだか長くなってしまったので、続きます…
。。。
ケンカに対応するには、親の私もイライラしてちゃダメですね。
心の余裕が必要です…(-人-)
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