兄妹ゲンカの対処法・その2 | お母さん、火って何から出来ているの?(旧)

お母さん、火って何から出来ているの?(旧)

イラストレーター古田真理子の、子どもと格闘する家庭学習の記録。またはお仕事の記録。


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前回の記事 の続きです。

タロウの席にハナが座っていたのですが、そこへやってきたタロウが席を返せと要求。
しかしハナは拒否し、どちらも一歩も引かない状態…。

お母さん、火って何から出来ているの?

ハナはハナで、先に座っていたのだからここがいい、と言っている(らしい)し、タロウはタロウでここは元々自分の席なのだと主張します。

まー、どっちも一理あるって感じなんですけどねー。



もー、どっちだっていーじゃん!どこでもいいから、早くさっさと座って!と言いたかったのですが。しかしそこはぐっと我慢し。

先日の、ハナとお友達が見せてくれたトラブルの収束方法を思い出し、今回の兄妹ゲンカでも、私は「子供たちの気持ちに寄り添う」という態度に徹してみました。



ギャーーーーと泣きわめくハナと、力づくで押しのけようとするタロウ、双方に向かって、

お母さん、火って何から出来ているの?
「ああ、ここ、タロウの席だもんねぇ。タロウはこの席に座りたいよねぇ」

「ハナちゃん、先に座ってたからここがいいんだよねぇ」

「どうしようかねぇ」

と、ヤナギのようにゆらゆら作戦でw 対応してみました。



そうこうするうちに、タロウが焦れたのか、

お母さん、火って何から出来ているの?
「お母さん! ちゃんとハナちゃんを連れて行ってよ! あっちの、ハナちゃんの席にっ。抱っこして連れてって!!


と叫びましたが、これにも応じず。


お母さん、火って何から出来ているの?
「うーん、でも、今ハナちゃんを無理矢理連れてったら、尚更泣いちゃうしねぇ…。どうしたらいいかなぁ」



と言っていると、今度はタロウが泣き出してしまいました。

お母さん、火って何から出来ているの?
「うわーーんハナちゃんがどいてくれないーーーここぼくの席なのにーーーー」



タロウの涙に、ちょっとひるんでしまった私ですが。

でも、「相手が泣く」という行為は、2歳児にとっては分かりやすい反応なのかもしれない。ハナに、「兄が困っている、悲しんでいる」という状態を把握させるにはいいかも?と思い。

タロウにも「泣かないの!」などとも言わず。
ハナに向かって


お母さん、火って何から出来ているの?
「あ、お兄ちゃん、泣いちゃったねぇ。悲しいんだねぇ。そうだよねぇ、だってここ、お兄ちゃんの席だもんねぇ…」


と言いつつ、ふと

「じゃぁ、ハナちゃん、お母さんのお膝にくる?」

と提案してみると。


これまで、カタクナに席を移ろうとしなかったハナが、

お母さん、火って何から出来ているの?

と。すんなりと移動してくれたのでした。

(ちなみに、ギャーーと泣いているときも「お母さんの膝にくる?」と提案してみたのですが、頑として受け入れてくれませんでした。それが一転して態度が軟化したのは、一端自分の気持ちを聞いてもらい、相手の状況を理解したことで気持ちが落ち着いたからなのかもしれません)



お母さん、火って何から出来ているの?
「ああ、よかった!ハナちゃん、ちゃんと譲れたね。偉かった!」



しかしタロウは不満の様子で、

お母さん、火って何から出来ているの?
「お母さんの席じゃ、だめ! ハナちゃんはハナちゃんの席に座らないと、ダメー!!」


などと言ってましたが。



お母さん、火って何から出来ているの?
「まぁ、それは許してあげなさいよ…、ちゃんとタロウにゆずったんだから、さぁ」

「ハナちゃん、ちゃんとにーにに、席を返してあげられて、よかったよ。ここはもともと、にーにの席だからね」


と双方をなだめ、一応の事態収束
しばらく、朝ご飯をムグムグと食べていましたが。




しばらく食べていたタロウ…ぽつりと

「…そんなに、ハナちゃんが座りたいんだったら、いいよ。 ぼく、あっちの席に座るから」
お母さん、火って何から出来ているの?

と言い出したのです。
これにはびっくり。


お母さん、火って何から出来ているの?
「ええっ、いいの!? そこは、タロウの席だから、タロウが座ってもいいんだよ。でもハナちゃんに、譲ってあげるの?」


お母さん、火って何から出来ているの?
「うん…、でも、今だけだからね! 次からはダメだからねっ!」


お母さん、火って何から出来ているの?
「そっかぁ、じゃぁ、よかったねハナちゃん。にーにに、ありがとうって言いなさいね」


と促すと、ハナもペコリと兄に頭を下げ。

そして、嬉しそうにタロウの席に座ったのでした。






そしてまたしばし三人で朝ご飯を食べていましたが、後にタロウがまた突然

お母さん、火って何から出来ているの?
「ハナちゃん!もうおしまいだよ。ハナちゃん。席を返して。あと10数えたらおしまい!」


と、勝手にカウントダウンをはじめました。


「5…4…3…2…1、はい、おしまい!もう、ぼくその席に戻るんだからどいて!」
お母さん、火って何から出来ているの?



え、えーーー!? いきなり?

そんな勝手なこと突然言って、ハナ対応できる?




と思ったのですが。
ハナもすんなりと席を譲って、これまたびっくり。

お母さん、火って何から出来ているの?


お母さん、火って何から出来ているの?
「いいの? ハナちゃん。」


お母さん、火って何から出来ているの?


なんというスムーズな展開。

ああ、これこそ、子供たちが自分で納得して、気持ちを納めて、導き出した解決方法だったのだなぁと。感じました。


多分、ギャーっとトラブルになったときに、私が無理矢理ジャッジを下し、強制的に子供たちを動かしていたら、このような結果にはならなかったような気がします。

少し遠回りでも、双方の気持ちを聞き、気持ちを納めつつ。
ではどのような解決法が良いのか、自分たちで考えてもらう(ハナにはちょっと難しいので私からも提案しましたが)。ということが、トラブル解決の近道になるのかもしれないなぁと。思いました。





。。。



聞いた話なのですが。
きょうだいゲンカに接する際、親は「裁判官=裁きを下す者」となってはならない、と言います。
「裁判官」になり、親がジャッジをくだすと、結局子供には禍根が残る
親が味方になってくれた子供には優越感が生じ、味方してくれなかった子供には恨みが残る、という訳です。
そういうことがつもりつもると、子供に「ひがみ」も生じてしまう可能性もあります。
「なんで○○ばっかり~!私/ぼくにはしてくれない」 てなことですよね。

自分の子供時代を振り返ってみても、確かにその通りだなぁと…
親に対して、「なんで○○ばっかり!」とドス黒い不満を持った事もありました。(今思うと、すごく幼稚な心理なんですけどね~;)

でも、いざ自分が親になってみると、やはり子供はどっちも可愛いわけですよ。仲良くあってほしい。
どちらの子供も、一方をひがんだりする感情を、持ってほしくないなぁと。。。

たかが子供のケンカ、されど子供のケンカ。
完璧な親になんて、なれないのかもしれません。
でもでも、子供たちがトラブルに際したとき、思いやりと信念をもって自ら考え、解決策を導き出せるよう。
ゆくゆくは私がいなくても、自分たちだけでも解決できるように。
導いてあげたいなぁと、心から思います。


そのためには、親である私自身はでしゃばらず、一歩引いて、双方の言い分を聞き、「なにが一番よい解決方法なのか」考えてもらう。
【まかせる】ことが大事なのかなと。


裁判官とならず、調停者となるべきなのかなと。

思った出来事でした。











。。。

とかいって、また次の日になったら


お母さん、火って何から出来ているの?



お母さん、火って何から出来ているの?
「お母さーーん! ハナちゃんが、ぼくをぶったーーー」



またかよっ
ええ、毎日同じ事の繰り返し…


。。。

兄妹ゲンカは果てしなく続く。
ドンマイ、私。

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