こんばんは。
古川書房の古川創一です。
今日はなかなかショッキングな話をしようと思います。
激辛な内容なので辛くなったら、
読み進めなくても構いません……
「SNSのフォロワー数が少ないから、
うちの会社では出せない」
自分の事業で忙しい中、
時間を割いて渾身の出版企画を提出して、
このように出版社側から言われた方、
私はかなり多いと見ています。
実際に、そう言われたそうで、
「えっ、売るのは出版社の仕事でしょう?」
「出版社はコンテンツを生み出す力がないのね……」
「出版業界はオワコンですね」
こんなことを思った方もいたようです。
「この人の本業って、何?」と思われる人や、
見るからに自分より本業で稼げていない人が
何冊も本を出している現状を見て、
出版社としてのあり方に疑問を持つ人も
おそらくいるでしょう。
現に、酔っ払って、
「同業他社のあの人、本業では稼げてないんだけど、
著者としては稼いでいるよね」なんて、
皮肉めいたことをおっしゃってた方もいました。
これについて、出版社側の本音としては、
「で、あなたは著者としてどれだけ稼げんの?」
という返答が来るでしょう。
あなたがどれだけ実力があって、
崇高な思いがあったとしても、
本で稼げないのなら、
著者として「魅力がない」と
見られてしまうことを認識しましょう。
ネット黎明期である1996年以降、
出版業界は右肩下がりで推移していることもあり、
思いとかビジョンとか、
そんなキレイゴトがどの出版社にも
通用するわけではないのです。
「あの著者にはビジョンや想いなどなんてないのに、
要領よく振る舞って本を出していて許せない」
業界をよくしたい、多くの人を救いたい、
という熱い思いを持っている人ほど、
こう考えて憤慨しがちです。
ただ、このように「出版業界はだめだ」と結論づけて、
本を出したい気持ちを押し殺すのは、
精神衛生上、よくありません。
そこで、この2つを重視していきます。
- 「これなら稼げる」と出版社に思わせる企画を準備すること
- 自分の本が売れるよう協力体制を取ること
ここで大事なのは、
自分のこの伝えたい思いを一旦封印して、
出版社側の考えに合わせて考えることです。
これができるようになると、
SNSのフォロワー数を増やそうと躍起しなくても、
出版企画が通りやすくなります。
この件については、めっちゃ語りたいので、
明日にエピソードとして、
自分の体験談を書きます。
楽しみにしてください。
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