こんにちは。
古川書房の古川創一です。
早いもんで今日で1月が終わりますね。
まだまだ寒い日が続きますが、
体調に気をつけて頑張っていきましょう!
さて、今日は「目次」の簡単な作り方を
紹介していこうと思います。
「えっ、目次って作らないとならないの?」
必ず目次を書かなくちゃいけないわけではありません。
編集者と二人三脚で
目次は作り上げるのが良いと思いますので、
無理に作れとは言いません。
ただ、出版社側が出版企画の審査をするとき、
目次が決め手になって出版が決まることがあります。
目次を作れるセンスがある著者さんだと、
次から次へと出版を決められます。
自分で出版のチャンスを作るためにも、
目次作りにもチャレンジされることを
お勧めします。
では、どのように目次を作るかの話をします。
まず、本全体を3つに大別して考えます。
①序論(問題提起→解決法を示す、全体像を示す、バックグラウンドを描くなど)
②本論(具体的な解決法やノウハウを紹介する、ステップごとに示すなど)
③結論(まとめ、そのさきのステップの紹介するなど)
こんな感じで書くべきことをまとめてみましょう。
①序論について:
小説や著名人の本以外は、
そもそも読者は問題解決・悩み解決のために、
この本を手に取り、読もうと思うわけです。
読者は一刻も早く、
自分の問題を解決したいと考えています。
当たり前のことかもしれませんが、
この前提を忘れてはいけません。
そして読み始めで読者の心をつかむために、
序論で書くべきものを用意します。
・どうやったら目的が叶うのか全体像を見せる
・共感と再現性を感じてもらうために自分の実体験を効果的に入れる
・目的が叶った後の世界を体験してもらう
もちろん、全てを入れる必要はありませんが、
こんな感じですね。
②本論について:
ここに目的を叶えるための知識やノウハウなどを紹介していきます。
ポイントは、手順ごとに大別して見せることです。
例えば、営業本の場合、
・対面営業する前の準備
・お客さんにアプローチする方法
・商品のプレゼンの仕方
・クロージング
・アフターフォロー
こんなふうに6つのステップが考えられます。
それぞれを本論として、
章ごとに紹介していくといった方法をとります。
こんなふうにステップごとに用意すれば、
非常にわかりやすい構成になるでしょう。
③結論について:
ここについては、本論とは少し離れた章として、
目的を叶えた後にやることとか、
考えておきたいことなどに使うといいでしょう。
締めの挨拶みたいに考えてもいいと思います。
ざっくりと本の目次の書き方を紹介しました。
また例でも挙げて紹介したいと思います。
それでは、また!
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