明日から確定申告が始まります。

本来ならば「きちんと納税申告して下さい」とお願いすべきところですが、自民党の派閥による裏金問題を契機に、政治資金に関してこれだけ国民の皆様の不信が高まっている中では、とても私たち政治家がそんなお願いをできるような状況ではありません。私は昨日の予算委員会の集中審議で、総理に「納税者の皆さんに真摯なお詫びを」と求めましたが、総理は通り一遍のお詫びを述べただけで、それに続けて納税者に対して適切に申告納税することを要請しました。

どうも総理はまだ今回の問題の深刻さと国民の怒りの大きさがよく分かっていないようです。

おそらく明日から税務署の窓口では、税務署員が申告にきた人たちの厳しい声にさらされるのではないでしょうか。

税務署員の皆さんにも本当に申し訳なく思います。

いつ納税拒否運動が起きてもおかしくないくらい、それくらい政治に対する不信感は高まっています。

強い危機感を持って政治資金収支の透明化をはじめとする政治改革に取り組んで参ります。