2023年の出生数が過去最低の75万8631人となりました。

一方、死亡数は159万503人で過去最高を記録しました。

その結果、人口の自然減は83万1872人となりました。

来年には50歳以上の人口が半数以上を占めることになります。

日本社会の「老いてやせていく」姿が、こうした数字に如実に表れています。

きわめて深刻な事態ですが、これは「いい、悪い」という問題ではなく、厳然たる事実です。

つい先日、私が幹事長を務める超党派人口減少戦略議連で、今後の自衛隊の人材確保について、防衛省からヒアリングしました。

自衛隊の人員不足は、外国人や高齢者の活用で補えません。

今後、どんどんと減少し続ける若年人口は、国防の観点から考えても、きわめて由々しき事態です。

とはいうものの、急に若年人口が増加するような状況を作り出すことはどう考えても不可能です。

社会全体が「老いてやせていく」という、この「不都合な真実」を前に、いわば撤退戦ともいうべき状況の中で、どう国を守り、国民生活を維持していくかの戦略を超党派で早急に構築できるよう努力していきたいと思います。