予算委員会の集中審議で質問に立ちました。

まずは気候変動について、国会は気候非常事態宣言決議を衆参両院で全党全会派が賛同して採択し、「もはや気候変動の域を超えて気候危機の状況に立ち至っている」との認識を国会全体で共有していますが、菅総理の認識を問いました。

一言で答えられるはずですが、何度かやりとりがあって、最終的にようやく「国会と同じ認識」との答弁がありました。

気候危機との認識を持って、スピーディーに大胆な政策を取らなければ、とても2050年の脱炭素社会の実現はおぼつきません。

こんな様子で大丈夫かと思いました。

次に新型コロナについて、どういう状況になれば「収束」といえるのか、総理の考えを問いました。

これに対しては「どういう状況になれば『収束』といえるかは一概には言えない」の一点ばり。

「とにかく感染者を減らすこと、ワクチンを一日も早く行き渡らせることに全力を尽くしたい」とのことでしたが、これは現場監督の言葉です。

総理は総大将として、目の前のことだけでなく、大局に立って先行きを見通し、国民にめざすべきところを示して、そこに向かっていることを伝え、安心させることが必要です。

これでは国民の不安はいつまでもなくなりません。

最後にコロナ禍で進む格差拡大について、総理の認識を問いましたが、一般論に終始し、総理は格差問題にはあまり関心がないことが推し量れました。

格差拡大を放置すれば、それは社会の分断と不安定化につながります。

総理にこうした認識はあるのか大いに疑問です。

以上、20分足らずの短い質疑時間でしたが、質問項目についての総理の基本的な考え方や姿勢が見えたのは収穫です。