古川元久オフィシャルブログ Powered by Ameba

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先日、完結した週刊少年ジャンプの連載漫画「鬼滅の刃」。

もともと人間だったのが、鬼の血が体内に入ることで鬼になり、その鬼が人間を襲って食べて強い力を持つ。

その鬼を殺すための剣士の集まり「鬼殺隊」が持つ、鬼を殺すことのできる刃が「鬼滅の刃」。

この鬼と鬼殺隊との戦いを描いた、いま人気沸騰の漫画です。

私も娘に勧められてアマゾンプライムで昨年放映されたアニメを見出したら、すっかりファンになりました。

つい先日、プロレスラーの木村花さんが、SNSでの誹謗中傷が契機となって自らの命を断つという痛ましい事件が起きました。

SNSの世界では、こうした人を傷つけ、場合によっては今回のように命を奪うことにまでつながる、罵詈雑言が溢れています。

しかもそうした罵詈雑言をSNSに書き込む人のほとんどは、ふだんは決してそんな言葉を使うような人ではありません。

それがSNSの世界になると突然、人が変わってしまう。

その姿はまさに鬼滅の刃に出てくる「鬼」です。

考えてみると私たちの心には誰もが鬼が棲んでいるのではないでしょうか。

ふだん私たちはその鬼が暴れ出さないように、自らの心を制御しているので、その存在は外には見えないのです。

ところが時としてこの鬼が表に出てくることがあります。

SNSの世界はそのきっかけになりやすい。

SNSはときに人を鬼に変える「鬼の血」になりうるのです。

私たちはこの自分の中に棲む鬼とどう向き合い、どう制御していったらいいのでしょうか。

「鬼滅の刃」の鬼殺隊と鬼との戦いを、私たちの心の中にいる鬼と自分自身との戦いに置き替えて見直すと、そこにそのヒントが隠されているような気がします。