今週末で臨時国会が閉会します。

平成時代に国会改革の目玉として1999年11月10日に初めて行われた党首討論。

ここ数年はほとんど行われず、今年はとうとう一度も行われませんでした。

私は与野党の筆頭である自民党と立憲民主党の国対委員長に党首討論の開催を申し入れしましたが、二人とも「もう時間がないから・・・」と後ろ向きで、結局、実現できませんでした。

当時、党首討論導入のために努力し、最初の頃は党首討論の準備にかなりの時間と労力をさいた身からすると、残念でなりません。

平成の時代、この党首討論に限らず、国会改革の議論が盛んに行われ、そのいくつかが実現しました。

ところが令和に入ってから国会改革の議論は低調で、世の中の関心も高くありません。

しかし現在の政治や政治家に対する不信感を払拭するためには、国会改革は必須です。

もう一度、国会内外での国会改革に対する関心を高め、来年こそは令和の新たな国会改革をスタートさせる元年にしたいと思います。