いま私たちは歴史的な大転換期に生きています。
その中で逆境や危機に直面しても、私たちの命を守り、暮らしを維持するために最低限必要なものは自給できる。そしてそれらを乗り越えて新しい時代に適応していく。
そんな逆境や危機に柔軟に対応できる力を持った、独立自尊の「しなやかで強い国」をつくりたいと思いいます。
そのために必要な「三つの尊厳」の確立をめざします。
「個人の尊厳」
日本にとって最大の資源は「人」です。
さまざまな個性や価値観を持つ一人ひとりを大切にし、誰もが自分の「居場所と出番」を見つけられる、そんな「個人の尊厳」が守られる社会をめざします。
「地域の尊厳」
私たちの日々の暮らしがあるのは、それぞれの人が住む地域です。
地域の自主性と自立性を高め、できる限り私たちの暮らしが地域で自律的に維持できる、そんな「地域の尊厳」が保たれる社会をめざします。
「国家の尊厳」
世界にもまれな長い歴史と伝統、そして文化を育んできた私たちの国、日本。
「自分の国は自分で守る」との気概を持ち、国土と国民の命と暮らしをきちんと守れる、そして世界から尊敬される、そんな「国家の尊厳」が保たれる国をめざします。