いつの時代も次の時代を担うのはいまの子どもたちです。

子どもたちは親にとっての宝であるだけでなく、私たちの社会にとっての宝なのです。

その「社会の宝」である子どもたちの数が、いまの日本ではどんどんと減っています。

その上、貧困や虐待など、厳しい環境に置かれている子どもたちが大勢います。

これはきわめてゆゆしき事態です。

子どもは親を選べません。

しかしどんな親の下に生まれようとも、子どもは「社会の宝」として、社会全体で責任を持って子どもが大人になるまで育んでいく。

私は日本の子どもが育つ環境を、そういう形にしていきたいと思います。

そのために必要な政策としては、不妊治療へのサポートや産後ケアの充実、児童手当の拡充と所得制限の撤廃など、子どもを産み育てやすい環境の整備と、幼児教育から高等教育までの教育の無償化や給付型奨学金の拡充など教育環境の整備などが挙げられます。

これらの政策は、いずれも子どもは「社会の宝」という考え方に立つものです。

私はあらゆる子ども政策は、子どもは「社会の宝」との考えに立った上で、その内容が決められるべきだと思います。