昨日、野党側から3ヶ月の会期延長を申し入れましたが、それがかなわず、通常国会が閉会しました。

コロナ禍が続き、しかも東京オリンピック・パラリンピックの開催が強行されようとしている中で、国会を閉じてしまうのは、政治が果たすべき責任を放棄していると批判されても仕方ありません。

年間の国会開会期間は、第二次安倍政権以降、それ以前に比べるとかなり短くなった気がします。

また政府提出法案の数も以前より少なくなりました。

これは法律を作ったり、改正したりしてやるべきことが、以前より少なくなったからだとは思いません。

むしろやるべきことをやらないで先送りすることによって、提出法案の数を減らし、それによって国会開催期間も短くしてきたのではないでしょうか。

いま時代は歴史的な大転換期にあります。

「唯一の立法機関」(憲法41条)である国会で、新しい時代に適した社会を作るために必要な法律をどんどん立法して、社会を変えていく必要があります。

あらためて国会の会期をなくし、通年国会にすることの必要性を痛感します。