希望の党の綱領で掲げる「寛容な保守」。

私はこの意味するところを次のように理解しています。

すなわち「寛容な保守」とは右や左のイデオロギーにとらわれることなく、普通の生活をしている生活者の視点に立って、私たちが普段直面している様々な課題、例えば人口減少や労働力不足、子育てや教育、年金や医療などに対して正面から向き合い、より良い社会や生活の実現につながる政策の実現をめざします。

イデオロギーにこだわると、ときにそのために普通の生活が犠牲にされることがあるのは歴史が証明しています。

この日本社会に存在する様々な人たちが、その住む地域で日々それぞれの生活を営んでいる、その営みを大切にすることこそ、「寛容な保守」です。

その意味で私は「寛容な保守」は「リベラル」をも包含する、より大きな概念だと考えています。

こうした考え方に立って、これから政策をまとめていきたいと思います。