いよいよ通常国会が始まりました。

今日はまず安倍総理の所信表明演説をはじめ4大臣の4演説が行われました。

本格的な国会論戦は来週からスタートします。

今晩にはアメリカでトランプ大統領が就任し、その就任演説が行われます。

そこでトランプ大統領がなにを話し、そして今後、具体的にどんな政策を打ち出してくるか。

今国会での議論はトランプ政権の動きによって大きく影響されることは間違いありません。

なぜならトランプ政権の動向によっては、これまでの安倍政権の政策は根本から見直しを求められることになるからです。

中でも経済政策は、これまでのトランプ氏の主張からすると、レーガン政権時代の政策によく似ており、もしそうだとするとしばらくは円安が進んで日本経済にとっては好都合な状況が続くかもしれませんが、かつてプラザ合意で急激な為替是正が行われて円高となり、円高不況への対応のために金融緩和と大規模な財政出動を行ってバブルが生まれた、あの「いつか来た道」をまた再び歩むことになりかねません。

こうした観点について、私が所属する財政金融委員会でもしっかり議論していきたいと思います。