TPP交渉が大筋合意しました。

一時は漂流するかと思われたTPP交渉。
ギリギリのところで合意に至ったことは評価したいと思います。
ただ問題はその合意内容です。

安倍政権はそもそも交渉参加の時点で、私たちの政権時代には「受け入れられない」と拒否していたアメリカからの自動車などの要求を易々と受け入れました。

交渉の過程でも「譲歩し過ぎではないか」と思われるようなことがしばしば漏れ伝わり、私は「そこまで譲歩してまで無理に合意する必要はないのではないか」と思うこともよくありました。

しかし、自民党は野党時代、さかんにTPP交渉の内容を開示せよと我々に迫りながら、この間の交渉内容についてはほとんど情報を開示してこなかったので、本当のところはよく分かりません。

大筋合意となり、ようやくその概要は明らかとなりましたが、詳しい内容はこれからです。

詳しい内容が明らかになり次第、その内容をしっかり精査したいと思います。

今回の合意に対する本当の評価は、それからです。