今年から霞ヶ関で始まった“ゆう活”。

朝の出勤時間を早くして、その分、夕方早く仕事を終えて帰宅しようというものです。

7月から開始して一ヶ月あまりですが、私の耳にはそんなにうまくは行っていないような話が入ってきます。

霞ヶ関の仕事のスタイルが、省庁間調整や国会関係の仕事でどうしても待機時間が多くなってしまうことも影響しているのではないかと思われます。

こうした仕事のやり方を変えない限り、根本的な問題解決にはなりません。
そのためには国会のあり方の見直しも急務です。

ただそれが実現するのを待っているわけにもいきません。

したがって足元のところで考えれば、人により勤務時間帯を変えるゆう活のようなかたちよりも、むしろサマータイムを導入した方が、世の中全体の意識が変わるきっかけになるのではないでしょうか。

サマータイム導入は一時期、盛んに議論がなされましたが、最近、とんと言われなくなってしまいました。

しかしもう一度、真剣に検討すべきだと思います。