アメリカのFRBがリーマンショック以降採用してきたゼロ金利と量的緩和という非伝統的金融政策のうち、量的緩和を今月末で終了することを決めました。
来年には金利引上げもとさえ言われています。
一方で日本の日銀は異次元の金融緩和を継続中で、出口戦略を議論することさえはばかられるという状況です。
それどころか最近物価上昇率が鈍化してきたために、さらなる金融緩和策を日銀は決定しました。
このまったく180度違う方向へと進んで行く日米の中央銀行。
この先さらなる円安が進むのではないでしょうか。
はたしてどこまで円安は進むのか。
円相場は50年前には1ドル360円、40年前には1ドル約300円、30年前には1ドル約250円、20年前や10年前には100円から110円あまりでした。
1ドルが130円や150円、あるいはそれ以上になる日もそれほど遠くないかもしれません。