安倍政権が今国会最大の目玉としている「まち・ひと・しごと創生法案」の本会議質疑が行われました。
この法案、理念は掲げるものの具体策はすべてこれから。
しかもその具体策は実質的には国主導で決めて行こうとするものです。
はたしてこれで真の地方創生が実現するのでしょうか。
大いに疑問です。
真の地方創生はやはり地方が主体的に動かなければ実現できません。
国はそうした地方の取り組みを応援するというか、邪魔しないことが大切です。
ところが安倍政権になってから、私たちの政権で実施した地方への補助金の一括交付金化を廃止したり、国の地方への関与はむしろ強まっています。
今回の法案は、来年春の統一地方選対策を念頭において、来年度予算や今年度の補正予算で地方に選挙対策でお金をばらまこうとしているのではないかとの疑念をぬぐえません。