69回目の終戦記念日を迎えました。
今晩のNHKの番組で、若い人たちに今日が何の日かを問うたところ、びっくりするほど多くの若い人たちが終戦記念日であることを知らないという結果が出たということでした。
これは戦後20年目に生まれた”戦争を知らない世代”である私にとっても驚きでした。
いくら戦後69年たったからといえ、この時期には新聞もテレビも戦争関連の記事や番組が数多くあります。
ふつうに世の中の出来事に関心を持っていれば、当然、こうしたものに接するはず。
にもかかわらず多くの若い人が今日が何の日かを知らない・・・。
いまの日本があるのは、あの悲惨な戦争と多くの犠牲、そして戦後の焼け野原から復興を成し遂げた先人たちの努力のおかげです。
戦後何年経とうと、日本人である以上、このことを忘れてはなりません。
今日はそのことを国民全体で確認する日であるはずです。
私たちの世代が前の世代から引き継いだ民族としての記憶を次の世代にしっかりと伝えていく責任はますます重くなっています。